末梢血幹細胞ドナー団体傷害保険
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末梢血幹細胞ドナー団体傷害保険への Hoken-Erabi.net の独断解説…1005
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☆2006/3/1発売☆
○末梢血幹細胞ドナー専用の団体傷害保険
東京海上日動火災(日本造血細胞移植学会)
・『末梢血幹細胞ドナー』が、末梢血幹細胞の提供するために自宅を出てから帰宅するまでに生じた傷害事故が補償される
・血液難病治療のため末梢血幹細胞を患者に移植する「末梢血幹細胞採取術」、およびこれに関連した医療処置によって生じた事故が対象となる
・傷害事故のため死亡／入院／通院したときや、後遺障害が生じたときに保険金(給付金)が支払われる
・「日本造血細胞移植学会」を契約者とする団体契約であるため、加入を希望する場合は学会を通じての申し込みとなる
●補償内容(「保険情報」第2283号より)
・死亡保険金は、１億円
・入院給付金日額は、１万円
・通院給付金日額は、5,000円
・保険料は、１回につき25,000円
●日本造血細胞移植学会
・ＨＰトップページの『最新情報』に、「末梢血幹細胞ドナー傷害保険」(2006年3月8日)と表示されています。
でも、閲覧しようとすると「ユーザー名」と「パスワード」の入力を求められます。『会員登録』が必要なのでしょう‥。
・《ドナー専用の傷害保険》という性質上、デリケートな扱いが必要なのね…と思いましたが、日付が古いものの中には、フツーに閲覧できる情報もありました。(2006/4/7)
内容じゃなくって、《New》でブロック‥？…真偽は不明です。
●末梢血幹細胞移植
・白血病などの血液難病の治療法である、『造血幹細胞移植方法』の一つです。
・ドナーの骨髄中の造血幹細胞を末梢血液中に誘導して、血液成分分離装置で造血幹細胞を採取して患者へ移植する方法です。
〈ドナーへの全身麻酔が不要〉という、メリットがあります。
・現在、血縁者間のみで実施されていますが、その実施件数は「骨髄移植」の件数を上回っているそうです。
今後は〈非血縁者間での実施〉など、普及が期待される治療法です。
○骨髄移植
・「骨髄移植」の呼び名で広く周知されている「骨髄幹細胞採取手術」は、「末梢血幹細胞移植」と同様に『造血幹細胞移植方法』の一つです。
ドナーの腰の骨から白血球などの造血細胞が含まれた骨髄液を採取して、患者へ移植する方法です。
・この「骨髄移植」は、全身麻酔によって行われるため、ドナーの負担はかなりのものです。そこで…
血液難病患者の救済の一助となるべく、保険会社が「骨髄移植」の普及のために開発した商品がありました。
・1991年に、東京海上日動火災が「骨髄バンク団体傷害保険」を開発しました。これは、骨髄ドナーに対する身体の傷害を補償する保険です。
そして2005年、プルデンシャル生命とジブラルタ生命が「ドナー・ニーズ・ベネフィット(骨髄ドナー給付)」を販売しました。
さらに富国生命も、同様の給付を行うために「移植医療特約(02)」を改定して、保障を拡大しました。
●「ドナー・ニーズ・ベネフィット（骨髄ドナー給付）」
・骨髄を提供するため「骨髄幹細胞採取手術」を受けたとき、「手術給付金」が支払われる
・「手術給付金」の金額は、「入院給付金日額」の20倍
・保険期間を通じて１回のみ支払われる
・追加保険料の負担は無い
☆プルデンシャル生命
http://www.prudential.co.jp/consideration/safety/000625.html
・2005/4/22開始(業界初)
☆ジブラルタ生命
http://www.gib-life.co.jp/consideration/products/donor.jsp
・2005/8/1開始
●「移植医療特約(02)」富国生命
・http://www.fukoku-life.co.jp/products/tokuyaku/e07.html
☆2005/10/2改定
・保障範囲が拡大され、対象となる移植術に「骨髄幹細胞採取手術」が追加された
・骨髄を提供するため「骨髄幹細胞採取手術」を受けたとき、「移植医療給付金」が支払われる
・「移植医療給付金」の金額は、「特約基本保険金額」の３％
・支払限度は、保険期間を通じて２回
・保障範囲の拡大に伴う保険料の変更は無い
●2006.3.22現在
(販売停止)
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この情報は公開情報と独自調査によります。発売元保険会社のパンフレットや約款等によりご確認ください。
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