狙い:決してこの会社の商品を奨めているのではなく、同じ会社の商品で比較することにより、医療保険と一口に言っても多くの種類があること、また、どんな保障を選ぶかによって保険料がどんな風に変わってくるのかをみていただくことが狙いです。他社の商品を考えたときにも、保障内容によって保険料がどう変わってくるというイメージをつかんでいただけたらありがたいと思います。その為、特約はほとんど付けずに考えております。
まず、ここででてくる医療保険ですが、大きく分けて次の4つになります。
- プレミアメディ
- 終身医療保険
- ダイエットメディ
- ハイ・メディカル
このうちプレミアメディはさらに4つに分かれます。
各商品の特徴をまとめると以下のようになります。
| プレミアメディ | 終身医療 | ダイエットメディ | ハイ・メディカル | | T型ー365日 | T型ー45日 | U型ー365日 | U型ー45日 | | | | T入院あたりの給付日数 | 365日 | 45日 | 365日 | 45日 | 120日 | 120日 | 120日 | 入院何日目から給付 | 1日目〜 | 1泊2日〜 | 通算入院日数 | 1095日 | 700日 | 解約返戻金 | 有 | 有 | 無 | 無 | 有 | 無 | 無 | 死亡給付金 | 有 | 有 | 無 | 無 | 有 | 無 | 無 | 保険料の払込免除特約の付加 | 可 | 可 | 可 | 可 | 不可 | 不可 | 不可 | ガン特約 | 無制限 | 主契約に準じる制限有 | 保険料の払込期間 | 短期払い(一定年齢までで払込終了)と終身払いの選択可 | 終身払い | 一定期間の保障 |
- ガン特約は、例えばプレミアメディの365日型で入院保障1日10,000円、ガン特約も1日10,000円で契約した場合、ガンにより500日連続で入院した場合365日目までは、10,000円+10,000円で1日20,000円の給付が受けられ、その後はガン特約の1日当たり10,000円のみが退院まで支払われる。
- 終身医療保険、ダイエットメデイ、ハイ・メディカルの場合は、ガンで150日入院した場合、120日目まで、1日あたりの入院保障額と、1日あたりのガン特約の金額が支払われます。121日目以降、ガン特約の分だけ支払われるという制度はありません。
さらに、これを40歳男性の場合の保険料でみると以下のようになります。
プレミアメディ | | | | 月払い保険料 | T型 | 365日 | P免有 | 60歳払済 | 22,060 | | | | 終身払い | 15,190 | | | P免無 | 60歳払済 | 21,010 | | | | 終身払い | 12,510 | | 45日 | P免有 | 60歳払済 | 17,270 | | | | 終身払い | 11,880 | | | P免無 | 60歳払済 | 16,440 | | | | 終身払い | 9,790 | U型 | 365日 | P免有 | 60歳払済 | 13,420 | | | | 終身払い | 9,590 | | | P免無 | 60歳払済 | 12,580 | | | | 終身払い | 8,320 | | 45日 | P免有 | 60歳払済 | 10,000 | | | | 終身払い | 7,110 | | | P免無 | 60歳払済 | 9,560 | | | | 終身払い | 6,180 | | 終身医療保険 | | | 60歳払済 | 20,570 | | | | 終身払い | 12,100 | | ダイエットメディ | | | 終身払い | 8,220 | | ハイ・メディカル | | 40〜50歳 | 注1 | 4,260 | | | 50〜60歳 | 注1 | 6,790 | | | 60〜70歳 | 注1 | 13,170 | | | 70〜80歳 | 注1 | 25,740 | | | 40〜80歳平均 | | 12,490 | | | 40〜80歳 | 注2 | 9,700 |
- 注1…10年更新で契約した場合の各10年間の保険料(月額)
- 注2…40歳時に80歳までの40年間の保障で契約した場合
- 注…P免有は、3大疾病疾病(ガン・急性心筋梗塞・脳卒中)で、所定の状態になった場合に、以後の保険料の払込外楽ななる特約を付加した場合。この場合も保証は続きます。60歳払い済みの場合は、保険料の支払いは60歳までですが、保障は一生涯続きます。
- 短期払い(今回は保険料の払い込みは60歳までで考えました)と終身払いでは終身払いのほうが保険料は安いが、死ぬまで保険料を払い続けなくてはならない。
- 1入院あたりの給付日数が少ないほうが保険料は安い。
- 解約返戻金があるものよりないもののほうが保険料は安い。解約返戻金がないということは掛け捨てということ。
- 更新型の場合は加齢とともに、保険料の負担が重たくなっていく。
- ハイ・メディカル(更新型)は80歳で保障が切れてしまう。終身ではないので。(ただし、一定年齢において終身に変更は可能。この場合、保険料は高くなる)
- プレミアメディのT型と終身医療保険には死亡保障(入院日額×100)がつきます。
- ここは共通ですが、死亡時の解約返戻金と死亡保障額を比べたときに、解約返戻金のほうが多い場合にはプレミアメディでは解約返戻金が支払われますが、終身医療保険では死亡保障額の支払いになってしまいます。
- ハイ・メディカルの40年間の払込保険料総額は10年更新で契約すると5,995,200円、40年間一括で契約すると4,656,000円になり差額は1,339,200円になります。
ご自身の状況、考え方に合わせた商品を選ぶことが大切です。 保険というのは長いスパンの話であり、トータルで考えると高い買い物だということをしっかり認識して加入を検討してください。
まとめとして、医療保険の選択の際には以下をご確認いただくことをお勧めします。
- 入院日額
- 何日目からの給付?
- 1入院の制限日数
- 通算入院日数
- 保障期間
- 保険料の払い込み期間
- 解約返戻金の有無
- 保険料の免除
- 死亡保障の有無
- 特約の有無
プレミアメディ AIGスター生命 ダイエットメディAIGスター生命 生涯サポート 終身医療保険 AIGスター生命
|