保険会社都合のセット商品でなくても・・・#1byしごとにん(7)
7145 損害保険ジャパン
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保険会社都合のセット商品でなくても・・・#1
〜単品医療保険における保険料払い込み免除〜 「三大疾病になったら保険料はいただきません!?」
現在、国内大手生保のほとんどが、このような「保険料払い込み免除特約」を付加した商品を提案・販売しているようです。
まず、この「保険料払い込み免除特約」についてですが、正確には「三大疾病になったら保険料はいただきません」ではありません。 (なので、タイトルにあえて"?"をつけてみました)
三大疾病は、がん、脳卒中、心筋梗塞の3つです。
がんについては、上皮内がんでない限り診断されれば保険料免除に該当しますが、脳卒中、心筋梗塞については診断されただけでは給付されません。
脳卒中、心筋梗塞については「診断されて所定の状態(概ね60日以上の労働制限や他覚的な後遺症が残るなど)になった場合」という注意書きがつきます。
加入者の中でもこれを知らない方が驚くほど多く、もしかしたら販売している営業職員もほとんどご存じないのかと思える状況です。
しかしながら、大手生保の転換や更新による保険料アップ、医療保険の継続性などに疑問を持ち、外資やカタカナ、損保系に鞍替えする場合でも、「保険料払い込み免除特約」の意味をきちんと理解し、自分には必要であるとお考えの方も少なからずいらっしゃいます。
単品医療保険でもある「保険料払い込み免除特約」 そこで今回は、単品の医療保険で「保険料払い込み免除特約」がある商品をご紹介したいと思います。
ご紹介したいのは損保ジャパンの「Dr.ジャパン」と東京海上日動あんしん生命の「トリプルガード60」です。
「Dr.ジャパン」には「保険料払い込み免除特約」を付加するかしないかの選択ができますが、「トリプルガード60」については「保険料払い込み免除特約」をはずすことはできません。
また、「保険料払い込み免除特約」と同じ状態になった際、100万円の一時金が受け取れる特約が両者とも付加することができますので、保険料を掲載します。
日額1万円 60日型 終身保障 終身払い 男性 月保険料 単位:円
| 損保ジャパン Dr.ジャパン | 東京海上日動あんしん生命 トリプルガード60 | 年齢 | P免なし | P免あり | ※一時金 | P免あり | ※一時金 | 30歳 | 3,760 | 4,450 | 5,460 | 4,496 | 5,405 | 40歳 | 4,890 | 6,140 | 7,730 | 6,009 | 7,535 | 50歳 | 6,900 | 9,200 | 11,710 | 8,517 | 11,134 | 60歳 | 9,920 | 14,000 | 17,970 | 12,551 | 17,002 | 通算日数 | 1095日 | 730日 | その他特約 | @女性特約、A入院一時金特約 | Bプレミアニーズ特約 |
P免=保険料払い込み免除特約(Pとは保険料のこと) トリプルガード60は「P免あり」のみ ※三大疾病一時金100万円の特約を付加した場合(給付条件はP免と同じ) @女性特有の疾病で入院日額5千円、手術5,10,20万円上乗せ A入院一時金5万円 B配偶者死亡の場合保険料免除となる
保険料だけでなくその他の条件でも比較してみる 2〜4割増しで「保険料払い込み免除特約」を付加することができます。 (年齢が上がるほど、割り増しになるパーセンテージが上がります)
保険料の比較で見ますと、30歳以外は「トリプルガード60」に軍配が上がります。 「トリプルガード60」は2006年4月発売で「Dr.ジャパン」より後発ですので、この辺はマーケティングの結果かもしれません。
特約については、既婚女性の立場から見た場合、@女性特約VSAプレミアニーズ特約となると考えられます。 つまり自分が女性特有の病気になった時にたくさん給付されるか、ご主人様が亡くなった際に保険料が免除となるか、の選択です。
また、表には掲載しませんでしたが、「Dr.ジャパン」においては市場金利が回復して標準予定利率が上がったときに、保険料が下がります。 ゼロ金利解除が確定しましたので、この点は今後アピールできるかもしれません。
今回、損保系の両雄をご紹介しましたが、実は原案の段階でソニー生命も含めて3社の比較を企画しておりました。 しかし、ソニー生命においては、「保険料払い込み免除特約」を付加する条件としては、70歳までに払い込みを終了するものという中途半端な条件がつきますので、今回は割愛しました。
まとめ こちらの保険選びネットの掲示板「生命保険・・・教えてください」で、一時話題となった、大手国内生保(保険料免除あり)からカタカナ生保(保険料免除なし)に切り替えて、その後「保険料払い込み免除特約」に該当する状態になってしまい非常に後悔している、というケースがありました。
止めなきゃ良かった国内生保
この事例には大きな衝撃を受け、多くの大手国内生保の「転換」の理由付けや、競合対策としての切り替えしトークとして使われる今回の「三大疾病になったら保険料はいただきません!?」や「三大疾病になったら○○万円給付」「要介護状態になったら・・」など駆使した保険会社都合のセット販売でなく、きちんと商品を選択して組み合わせることで実現できないかと知恵を絞ってみました。
今回は単品の医療保険でしたが、次回は死亡保障、介護保障について書きたいと思います。
2006年7月
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この情報は公開情報と独自調査によります。発売元保険会社のパンフレットや約款等によりご確認ください。
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