高額な死亡保険金を準備する方法 by 田辺南香(4)
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高額な死亡保険金を準備する方法 開業医や会社経営者など、開業・事業資金として大きな負債をお持ちの方や、後継者の養育(例えばお子さんを医学部にいかせて継がせたいなど)をお考えの方には、ご自身に万一のことがあった時の為に大きな保障が必要と思う方も多いのではないでしょうか?
当然、開業の為の資金準備に貯蓄を減らしている場合もあるでしょうし、開業してからも経営が安定するまでは、収入面での不安もあることと思いますので、そのタイミングで保険について見直す方も多いでしょう。
対策としてこれまで加入している保険に加えて、新しい保険を追加するかこれまで加入している保険の保険金額をアップすることが考えられます。高額の保障となると、当然保険料もアップしてきます。また、開業されるタイミングにもよりますが、ある程度年齢が上がってから開業される方が多いでしょうから、保険金もかなり高くなるという心配もあります。
定期保険で備える 生命保険の中では、低い保険料で一定期間大きな保障が得られる保険として、定期保険があります。
例えば、保障内容がシンプルで保険料が安価なオリックス生命のダイレクト保険でも、高額保障の場合は以下のような保険料になります。
オリックス生命 ダイレクト保険 | 死亡保険金 5000万円 | 契約年齢 | 保険期間 | 25年 | 30年 | 35年 | 35歳(男性) | 月払 | 18,600 | 22,950 | 28,400 | 年払 | 213,550 | 263,300 | 326,000 | 40歳(男性) | 月払 | 27,000 | 33,400 | 41,700 | 年払 | 309,600 | 383,050 | 478,550 | 45歳(男性) | 月払 | 39,700 | 49,700 | 62,000 | 年払 | 455,400 | 570,100 | 711,350 | 50歳(男性) | 月払 | 59,900 | 74,850 | 91,150 | 年払 | 687,050 | 858,800 | 1,045,800 |
これは一定期間の保障で満期保険金のないかけ捨てタイプなので、この金額で抑えられていますが、満期保険金のあるタイプでは、5000万円の死亡保障をつけようとすれば、かなり高額の保険料を払うことになります。
この場合40歳の方が30年間この保険に入ろうと思えば、年間では約38万円ですが、30年間で考えると約1150万円。かけ捨てですから決して小さな額ではありません。 (解約返戻金はあります)
更に、全期間解約返戻金をなくして保険料を抑えた定期保険もあります。例えば三井住友海上きらめき生命の定期保険では、保険期間10年で1億円の保険金額に対して、40歳の男性の場合の保険料は年間292,200万円です。
法人の場合、定期保険は全額を損金として処理できるメリットは大きいと思われます。
傷害保険で備える 定期保険以外で同様に損金として経理処理ができ、小さな保険料で大きな保障(補償)を得られる保険として、損害保険の例をご紹介します。
損害保険と生命保険と大きく違う点は、損害保険(傷害保険)は死亡や入院した場合の保険金はケガの場合しか補償されないということです。病気で死亡された場合には保険金が支払われません。そのため傷害保険は定期保険に比べて保険料が安く、大きな補償を得ることができます。
AIU保険がダイナースカード(シティカードジャパン梶jを通じて販売している"NEW VIPグループ障害保険"を見てみます。これは、ダイナースカード会員向けの保険で、団体契約になっているので保険料を押さえ補償を厚くしている点に特徴があります。医師や会社経営者には、ダイナースカードの人気が高いということで取り上げてみました。
AIU保険 NEW VIPグループ傷害保険(ダイナースカード)・・・保険種類:普通傷害保険
基本補償
| ケガによる死亡・後遺障害保険金(※1) | 1億5000万円 | 1億円 | 5000万円 | ケガによる入院保険金(1日につき)(※2) | 54,000円 | 42,000円 | 26,000円 | ケガによる手術保険金(1日につき) | 10・20・40倍 | ケガによる通院保険金(1日につき)(※3) | 33,000円 | 24,000円 | 15,000円 | 充実補償
| ケガによる入金一時金(※4) | 10万円 | 10万円 | 10万円 | ケガによる退院療養一時金(※5) | 5万円 | 5万円 | 5万円 | ケガによる傷害医療費用保険金(※6) | 300万円 | 250万円 | 150万円 | 加入年齢 | 60歳まで | 70歳まで | 80歳まで | 保険料(毎月) | 27,660円 | 19,490円 | 11,030円 | 保険料(年間=毎月×12回) | 331,920円 | 23,3880円 | 132,360円 |
※1)事故から180日以内に死亡したとき、保険金額の全額が支払われる 事故から180日以内に身体の一部を失うか、機能を失った場合に保険金額の3〜100%が支払われる ※2)事故から730日を限度 ※3)事故から180日以内において90日を限度に支払われる(日常業務に支障のない程度に回復するまで) ※4)2日以上入院したとき ※5)15日以上入院して退院したとき ※6)入院・退院保険金とは別に実際に負担した治療費 ◎他にも、死亡保険金が1000万円、2000万円、3000万円の加入タイプあり ◎加入できるのは、傷害保険職種1級の危険の少ない職種・職業に限定
この保険では、5000万円の死亡補償でも年間の保険料は約13.2万円、1億円でも23.4万円。保険金額の限度は年収の5〜10倍が目安で、死亡・後遺障害保険金1億5000万円のタイプは年収1500万円以上の方のみが加入でき、年収を証明する書類が必要になります。
通常の普通傷害保険では天災によるケガは特約扱いですが、この保険は天災も補償対象としている点や、入院や退院などの一時金や医療費用保険金という実費負担に対する保険金の支払いがある点なども特徴です。(充実補償部分)
安い保険料で大きな補償と、加入年齢によって保険料が高くなる心配がない点が大きなメリットでしょう。一方、傷害保険にはケガによる補償しかないという点では、生命保険にはかないません。
組み合わせで備える このようにそれぞれの保険には特徴があります。当然、既にご加入の保険もあるでしょうし、必要な保障金額もそれぞれの方の状況、特に借入金の額によって大きく違ってくるでしょう。またご自身の退職慰労金としての保険を考えるならば、解約返礼金の大きい逓増定期保険なども検討してみましょう。
いくつかの保険を組み合わせて足りない部分を補完し、安心できる保障と納得できる保険料のバランスを取られることをお勧めします。
※)ここではダイナースカード会員向けの傷害保険を例に挙げましたが、AIU保険では一般向けに上の表での"充実補償"がないタイプで上記と同額の保険料で加入できる普通傷害保険の販売もあるようです。
2006年7月現在。
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この情報は公開情報と独自調査によります。発売元保険会社のパンフレットや約款等によりご確認ください。
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