セット商品でなくても…介護に備える by しごとにん(11)
7161 東京海上日動あんしん生命
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保険会社都合のセット商品でなくても・・・#4 〜介護に備える保険商品について2〜
前回は、手軽に介護に備えられる掛け捨てタイプの介護保険をご紹介しました。
保険会社都合のセット商品でなくても…一生健命(太陽生命)・・・#3
しかし、当たり前のことですが、要介護状態にならなかった場合、全くの掛け捨てになってしまいます。
費用対効果を考えた場合、返戻率が100%以上となる「介護に備える事ができる積立」を有効に活用すれば掛け捨てより積立タイプの方がメリットはあるかもしれません。
そこで今回は「介護に備える事ができる積立」という観点で商品をご紹介します。
要介護状態にならなかった場合も考えてみる一般的に老後資金を生命保険で備えるとした場合、終身を活用することが考えられます。
特に、低解約型であれば返戻率が高くなり、支払期間終了後は返戻率が100%を超えます。
機能としては、契約者貸付が無条件で受けられる、年金に移行することができる、商品によっては配当を受ける事ができるなど挙げられます。
しかしながら、介護に備えるという観点から見ると、若い時分に要介護状態になってしまった場合には、残念ながらあまり役に立ちません。
特に「低解約型」ですと、払込期間中は解約返戻金がかなり抑えられていますので、解約や契約者貸付を受けたところでタカが知れています。
その点で言えば、一時金型の介護保険であれば若い時分の介護に備えることができますし、要介護状態にならなかった場合でも、ある期間継続すれば返戻率が100%を超えるものであれば検討の余地があるかもしれません。
低解約型終身保険との比較低解約型終身の代表選手である東京海上日動あんしん生命の「長割り終身」と一時金型の介護保障で返戻率が高い三井住友海上きらめき生命の「介護特約(主契約は終身医療保険)」を比較してみましょう。
35歳女性 月保険料約1万1千円(あんしん11,044円、きらめき11,309円) 払込:60歳 保障期間:終身 単位:万円
| 東京海上日動あんしん生命 長割り終身 | 三井住友海上きらめき生命 介護特約 | 年齢 | 死亡保障・高度障害 | 支払累計 | 解約返戻金 | 返戻率 | 所定の介護状態
| 支払累計 | 解約返戻金・死亡受取金
| 返戻率 | 40 | 550 | 66 | 42 | 63% | 500 | 67 | 52 | 77% | 45 | 550 | 132 | 94 | 71% | 500 | 135 | 117 | 86% | 50 | 550 | 198 | 147 | 74% | 500 | 203 | 183 | 90% | 55 | 550 | 265 | 204 | 77% | 500 | 271 | 256 | 94% | 60 | 550 | 331 | 267 | 80% | 500 | 339 | 336 | 99% | 65 | 550 | 331 | 406 | 122% | 500 | 339 | 361 | 106% | 70 | 550 | 331 | 431 | 130% | 500 | 339 | 387 | 114% | 75 | 550 | 331 | 455 | 137% | 500 | 339 | 419 | 123% | 80 | 550 | 331 | 478 | 144% | 500 | 339 | 458 | 135% | 85 | 550 | 331 | 499 | 150% | 500 | 339 | 506 | 149% | 90 | 550 | 331 | 515 | 155% | 500 | 339 | 560 | 165% |
- どちらも60歳を過ぎた時点で元本以上の返戻率となる
- 60歳まではきらめき生命、60歳過ぎから85歳まではあんしん生命、それ以降はきらめき生命が有利
- あんしん生命は加入後いつでも死亡・高度障害保険金550万円が受け取れる
- きらめき生命は加入後いつでも介護給付金500万円が受け取れる
(介護状態にならなかった場合でも、解約返戻金の使途は自由であるので、治療費や死後の後始末費用などに充当することも可能)
- きらめき生命の介護特約の主契約は終身医療保険の最低設定(日額3千円、60日疾病のみ)で試算
(特約のみの申込は不可であるため)
- どちらも金額や支払期間を調整することは可能
今回は介護をする立場になりやすく、また介護される可能性も高い(長生きであるため)、つまりニーズが高いと思われる女性の場合で算出しました。
男性で計算すると、「長割り終身」の返戻率や死亡保険金は低くなりますが、「介護特約」の方は男性が有利になります。
「介護特約」については死亡保障がありませんので、解約返戻金を「死亡受取金」として表示しました。
ただし、この「介護特約」の解約返戻金については契約者貸付を受けることはできません。
まとめ両者の比較を見て、皆様どのように思われたでしょうか?
基本的には、老後資金として考えて、低解約型の終身保険を提案することがほとんどなのですが、「保険会社都合のセット商品」を売らんがために「若い時分の要介護状態」についての保障を必要以上にニーズ喚起されたお客様に対して、今回の「介護特約」は有効ではないかと思います。
「保険会社都合のセット商品」の呪縛を解き放ち、きちんと商品の選択・組合せをする上で、今回ご紹介した商品は活用できるのではないでしょうか。
ひとつの例としては、要介護に備える場合、終身医療保険をきらめき生命で確保して「介護特約」を付加してみてもいいかもしれません。
きらめき生命の終身医療保険は、60,180,730,1095日型から選択ができ、支払い期間も一定期間以上であれば1年ごとに設定できます。
(アフラックのEVERが出る前までは売れ筋だったのですが・・・)
2006年10月
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この情報は公開情報と独自調査によります。発売元保険会社のパンフレットや約款等によりご確認ください。
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