介護保障の主契約と特約との比較 by 古川悦子(5)介護保障保険
7187 アメリカンファミリー
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介護保障を主契約とした場合と特約とした場合の比較国の介護保険制度改正では、自立支援を促す方向へと向かっていき、自己負担額の増加もあって、介護に必要な資金も自己責任で準備することが求められるようになりました。それに伴い、介護保険を扱う民間の保険会社が増えてきています。
民間の介護保障の付け方としては、主契約(基本契約)と特約(オプション)にする場合があります。 今回は、アフラックの保険商品で介護保障に限定し、主契約としている「介護MASTER(マスター)」と介護保障を特約として付加している「EVERHALF(充実医療&介護特約)」を比較したいと思います。 まずは、2つの保険の保障内容を比較してみましょう。「介護MASTER」と「EVERHAFF(充実医療&介護特約)」の保障内容比較 | 介護MASTER | EVERHALF | 加入年齢 | 満18歳〜満80歳 | 満6歳〜満55歳 | 保険期間 | 終身 | 終身(ケガは90歳まで) | 保障内容 | 介護一時金5万円(1回限り) ・契約後180日の免責期間がある ・以下の状態に該当したとき支払いされる @認知症による要介護状態が90日以上続く A所定の要介護状態が180日以上続く B所定の高度障害状態が180日以上続く 介護年金(期間無期限) 基準介護年金年額24万円 (月々2万円) ・介護一時金の@、Bと同じ ・Aは所定の要介護状態が重い状態になる(寝返り・歩行に全介助を要する) | 疾病・災害入院給付金 日額10,000円 (主契約5,000円、充実医療&介護特約5,000円) ・1回の入院につき60日、通算1,000日まで 手術給付金10・20・40万円 (1回、手術の種類により) ・一部の手術を除き回数は無制限 特約介護一時金100万円 (1回限り) ・所定の介護状態が継続したとき @認知症による要介護状態が90日以上続く A寝たきりによる要介護状態が180日以上続く
| 保険料(30歳女性の場合) | 1,752円 | 4,050円(60歳から2,025円) | 備考 | 1基準介護年金1口24万円 2介護年金支払中は保険料が払込免除される
| 3介護一時金支払い後、充実医療&介護の保険料が払込免除される
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- 基準介護年金額は、12万円単位で10口240万円まで選択できます。(70歳以上は5口)
保険料の設定は、1口の保険料に口数を掛けて求めます。
- 介護一時金のみ支払いの場合は、保険料が払込免除されません。
- 充実医療&介護特約以外の特約、主契約は保険料が払込免除されません。
次に、2つの保険それぞれのメリット、デメリットをまとめてみました。
● メリットとデメリット
| メリット | デメリット | 介護MASTER | 介護年金支払期限がない | 特約が付加できない | 在宅、入院での介護共に可 | 免責期間がある(180日間) | EVERHALF | 介護前病気・けがの入院保障 | 入院しないと保障されない | 介護以外の特約付加できる | 1回の入院60日の限度ある |
セールス手帳社保険FPS研究所から厚生労働省「平成16年国民生活基礎調査」によると、5割近くが3年以上の長期の介護を要するとなっていて、「介護MASTER」の介護年金の支払期限が無制限であることはとても大きなメリットとなります。
しかし、同調査で、要介護者の介護が必要になった主な原因で、1番多いのは25.7%の脳血管疾患で、骨折・転倒などのケガ、認知症、関節疾患が約10%を占めていますが、「介護MASTER」は、介護前の病気やケガの入院は保障されません。また、免責期間180日のあと、一定の状態が続いてから支払いになるため、すぐには給付金が受け取れないことに注意が必要です。
「介護MASTER」の保険料は、介護に保障が限定されているために安く設定されています。保険料の負担が軽いので、ご夫婦でそれぞれ加入されるといいかも知れません。
例えばご夫婦ともに30歳の場合、2人分でもご主人1,248円+奥様1.752円で3,000円しかなりませんので、保険料がとても安く済みます。
どちらの保険も掛け捨てなので解約返戻金は出ません。医師の審査なしで加入できます。
この2つの保険に共通していることは、仕組みがシンプルで分かりやすく、むだな保障がないということです。必要な介護資金の全部をカバーするにはいかなくても、介護資金の不足分を補充するという考え方で加入するのに適した保険です。
● 介護保障は主契約と特約、どちらで加入した方が良いのでしょうか?
現在の保険の加入状況にもよると思います。
既契約に介護保障がついていないので、これから必要だと思っている人、介護保障は付いているけれども、さらに上乗せしたいと思う人は、介護保障に限定されていて、主契約とした保険を検討されると良いでしょう。
医療保険やその他の保障の保険の何にも加入されていない人は、自分に必要な保障が何なのか考えた上で、介護以外の保障も付加された保険に、特約として介護保障をつけるという方法もあります。 いずれにしても、それぞれのメリット、デメリットをよく把握して、自分のライフスタイルやライフプランに合わせて保険を選ぶ必要があります。 2007年1月。
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この情報は公開情報と独自調査によります。発売元保険会社のパンフレットや約款等によりご確認ください。
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