一時払い保険の予定利率が上昇 by田辺南香(15)
7279 住友生命
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一時払い保険の予定利率が上昇 長期金利がじわじわと上昇しています。その影響で、団塊世代の老後資金や貯蓄のための金融商品として、保険が復活してくる兆しも出てきそうです。貯蓄性の高い一時払いの年金や養老保険、終身保険などの予定利率を引き上げる保険会社も増えています。
予定利率とは、保険会社が保険料を設定する基となる3つの予定率(予定死亡率・予定利率・予定事業費率)のうちの一つで、運用によって得られる収益の見通しから決められています。予定利率の引き上げは、これからを検討する人とっては保険料が安くなるうれしいことです。
ただし、検討する際にご注意いただきたい点がありますので、例を挙げてご紹介します。
●保険料も比較しよう
この春からは標準生命表の改定で予定死亡率も変更されたため、保険料にはその影響もありますが、貯蓄性の高い一時払いの保険は保険料が安くなりました。
一時払い養老保険の保険料と利回りを比較すると、以下の通りです。
この4社の比較では、予定利率が一番低い住友生命の保険料が一番安くなっています。注目すべき点は、明治安田生命とソニー生命で、予定利率は1.50%と同じですが、保険料で見ると明治安田生命の方が安いこと。これは、保険料の一部が保険会社の経費となり、私たちが支払った保険料の全額が運用にまわるわけではないためです。
異なる保険会社の同じ種類の保険を比較する場合、貯蓄性の高さを見るならば、保険料のチェックをしましょう。
●予定利率は利回りではない 予定利率だけでは、貯蓄性の高低を比較できないことにふれましたが、これは利回りを比較するとよくわかります。上表の一時払い養老保険の例では、
予定利率: 住友生命>明治安田生命=ソニー生命>日本生命 利回り : 住友生命>明治安田生命>ソニー生命>日本生命 (※利回りは、一時払保険料を年何%で複利運用すれば、満期時保険金になるかを求めたもの。運用期間は保険期間で算出)
更に、予定利率 > 満期時までの年換算利回り とも言えます。 明治安田生命の例で見ると、予定利率 1.50%、 利回り 0.97% (50歳、男性)です。
予定利率1.50%と聞いて、個人向け国債(10年変動 税引前1.01%)よりも高いからと、老後資金のために一時払い養老保険を単純に選択するのは危険。予定利率が高いと思っても、実質の利回りで比較すると低い場合があります。個人年金や養老保険はあくまでも保険。途中で死亡した場合でも、満期保険金と同額の保険金が受け取れる機能もありますので、単純な利回りの比較でも意味がありません。
元本保証で貯蓄がしたいのか、そこに保険機能も持たせて貯蓄をしつつ保障が欲しいのか、あらかじめ自分自身で目的を確認の上、商品を選びましょう。
2007年6月29日現在
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この情報は公開情報と独自調査によります。発売元保険会社のパンフレットや約款等によりご確認ください。
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