超保険その1 (東京海上日動) by 自称Cプランナー(22)
7298 東京海上
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超保険 A.最初に 「超保険」は最初に書いておきますが基本は「損害保険」です。「生命保険」も組み合わせることができますが、「生命保険」単独での契約はできません。
コンセプトとしては今まで、バラバラで保障(補償)をつけていたものを一つの保険にまとめて、ダブリ・モレを無くすということです。必要な保障を自由に選ぶことができます。
これにより、例えば、がん保険や火災保険はすでに加入しているという場合、その他の医療保障、死亡保障を組み合わせた保険とすることができます。個別に加入するより重複部分、不足部分を整理しやすくなります。
なぜ、整理しやすくなるかをもう少し詳しく説明すると、個別に加入していた場合、特約部分などが重複しやすくなります。ケガの場合の保障や賠償の特約などは重複している場合が多い特約です。もうひとつは入院の保障を例えば、終身保障は3000円、定年までの入院の保障を7000円という組み合わせが一つの保険でできます。
この記事では主に第三分野と生命保険部分と「超保険」特有の保障について何度かに分けて書きます。全部の保障内容と割引を解説すると量が大きくなりすぎますので、実務的によく利用される部分を中心にします。
B.加入条件 細かい条件を別として「超保険」を成立させる要件として
- 年間最低保険料3万円(月あたり2500円)
- 損害保険の組み合わせが必要
最低保険料は実務上、終身医療保障か終身のがん保障を組み合わせた場合は月25000円の条件を満たす場合が多いです。
損害保険として単独契約できるのは火災保険があります。逆に損害保険単独で契約できないものに自動車保険単独、日常賠償責任補償単独などです。
生命保険を組み合わせる必要はありませんが、生命保険にも最低保険料の制限があります。基本的には生命保険の最低保険料は月3000円と考えてください。例外的に家計保障定期保険(収入保障型の定期保険)では、満期が60歳以上、基準保険金額10万円以上の場合は2000円が最低保険料になります。
C.健康診断キャッシュバック特約 この特約は生命保険の保障に対して契約時を含めて10年間所定の健康診断結果の書類を提出すると5年後と10年後にお金(キャッシュ)が戻るという特約です。
この特約については特約保険料がありません。タダですので、職場で健康診断をしている場合は利用した方が良いです。逆に健康診断の予定が全く無い場合は生命保険部分を「超保険」に組み合わせる意味が無くなります。
特約保険料が無料で、さらのお金が戻ってくる仕組みは「健康診断で健康状態を把握している」ということが理由と推測されます。契約者、保険会社共にメリットがあります。
最低保険料と健康診断キャッシュバックの具体例としては
- 30歳 男性の場合 家計保障的保険
- 保障期間・払い込み期間 60歳
- 最低保障期間 1年(満期直前で亡くなっても1年間 ご契約の保険金額が支払われます)
- 保険金額 月10万円
- 保険料 2900円 (前述の規定で2000円以上という条件を満たしています。)
- 健康診断キャッシュバックの具体的金額
- 5年後28,792円
- 10年後32,628円
D.所得補償 所得補償保険は多くの損害保険会社で取り扱っていますが、「超保険」の場合の特徴は
- 職種級別が無い(どの職業も同じ保険料)
- 自動継続可能
- 免責日数・保障期間の選択が自由
特に自動継続可能というのは重要です。所得補償保険が低廉で長期の補償があるにもかかわらず、普及しにくい理由の一つとしては自動継続できないということです。
また、公務員・大企業の場合は長期の給与補償もある場合も多いので、免責日数の選択も保険料の負担を減らせます。
但し、精神疾患は補償対象外なので、精神疾患による長期入院が心配な場合は1入院の日数の長い医療保障の方が向いています。
D.がん保障 がん診断給付金が初期がんで100%、2年経過で複数払いが可能な点では9月発売された「がん治療支援保険」と同様です。
「超保険」の場合の主な特徴は
- がん診断給付金だけの選択が可能
- がん診断給付金を限度内で自由に設定可能(最大500万円)
- 終身保障と定期保障(1年も可能)の組み合わせが可能
自由な組み合わせが「超保険」のメリットであるが、実務的な組み合わせ例として
- 既にがん保険加入済みであるが、「がん診断給付金」の部分の保障を手厚くする
- 同じく加入済みであるが夫婦型・家族型で保障の薄い部分をカバーする
- 終身保障を確保した上で、定期保障を組み合わせ、若い間の保障を手厚くする
(がんの進行は若い間の進行が早い) 「先進医療」の保障が無いことが惜しまれます。 保険料水準は別原稿「がん治療支援保険と超保険のがん保障」を参考に願います。
D.火災保険・地震保険 損害保険なので少しだけ紹介します。 地震保険が火災保険と同額引き受け可能というのが注目されていますが、補償内容もある程度自由に選ぶことができます。個人的には医療保険に加入するならその前に火災保険と地震保険は検討する必要があると考えます。
E.総論 人身傷害保障・人身疾病保障については「超保険」特有の保障なので次回以後の記事にいたします。
発売直後はシステム的に複雑であったが順次改良されてきています。自動車の補償以外は試算を早くできるようになっています。
第三分野の自在性は評価されるべきですが、「先進医療」がまだ取り入れられていないなどの点で他の商品との優位性は少なくなってきています。
また、他社でも第三分野に限って言えば開発困難な商品では無くなってきている。
新商品開発の意志さえあれば、数年で開発できる商品ともいえます。 大幅な改良が期待されます。
2007年9月
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この情報は公開情報と独自調査によります。発売元保険会社のパンフレットや約款等によりご確認ください。
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