死後の整理費用と終身保険by 自称Cプランナー(24)
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死後の整理費用と終身保険の選び方(種類と金額)
A.私の記事終了のお知らせ 今まで記事を、なるべく系統たてて連載してまいりましたが、ほぼその役割を修理し、記事の材料も尽きてまいりました。実質、連載に近い形で記事を書いてきましたが、終了にふさわしく人生の最後の費用ということで死後整理費用と目的にあった終身保険の選び方を取り上げます。
個人的なことをここに書くのは、場違いですが、最近に父親が永眠しました。今まで葬儀関係の保障額については書いたことがありますが、実際に経験し、いろいろ調べてみると、直接の葬儀費用以外にもいろいろな費用がかかります。葬儀だけなら以前に書いたように「家族葬」「お別れの会」などであれば100万円程度で可能です。 また、繰り返し書くことですが、重要なのは故人の希望です。なかなか話あうことはありませんが、
- 葬儀の形(一般葬・家族葬・お別れの会など)
- お寺をどこにするか
- 戒名・院号などの希望
- 墓地がない場合は購入するか・購入しないか
- 仏壇がない場合購入するか・購入しないか
故人の宗教観というものもあります。
十分な金額の保険に加入しておくか、資産を残しておけば問題がありません。実際には葬儀代として貯蓄を残しておいてあっても介護状態になった場合はそちらの費用を優先しなければなりません。葬儀を立派にするために介護をおろそかにすることは現実にはほとんどないでしょう。
この予算を保険などで準備できない場合は残された家族の負担になることも考えなければなりません。 また、仏教以外の信者も当然いますが、比率としては仏式が多いと予想しますので、一般的な仏式の葬儀を中心とした記事にします。
B.葬儀時の費用1 心の準備のできていない場合も多いので、病院で亡くなった場合、病院・医師などの紹介の葬儀社にまかせる場合も多いです。できればおまかせにせずに、事前に予算の見積もりを数社から取ると良いでしょう。個別には途中で変更になり最初よりオーバーする場合もでてきますが、最初からおまかせにするよりは過剰な予算になるのは防げるでしょう。
葬儀の主な種類は種類
- 一般葬 (一般参列者を交える)
- 家族葬(身内親族のみで慎ましやかに)
- お別れの会(宗教色をない形式を取ることが多い)
その他の分類として社葬というものもあります。
葬儀の費用の中ではおおまかな目安として金額と比率を書いておきます。
- 葬儀業者への支払い 150万円(38%)
- 寺院への費用 75万円(19%)
- 会葬者接待 60万円(14%)
- 香典返し 100万円(25%)
- その他 15万円( 4%)
この分類も分類の仕方や地方によって差が大きくなります。参列者の人数も増えれば接待、香典返しなどが増えます。 葬儀社への支払いの中で一般的には祭壇の費用が最も大きくなります。細かい部分は写真代から霊柩車・火葬費用まで項目数が多いです。金額の差がつくのはやはり祭壇費用となります。
細かいのが面倒な場合は予算を先に言って予算内に合わせてもらう方法もあります。価格の交渉をすることは決してはじではありません。
C.葬儀時の費用2 葬儀時に葬儀自体にかかる費用以外にかかるのは、寺院のお布施や戒名料です。
戒名も院号などをつけた場合には一気に高額になります。
なお、キリスト教の場合は御花料、神式では玉串料となります。
仏式の場合でおおまかな目安として
寺院へのお布施として 20万円 戒名に院号をつけた場合 50万円
これは地域によっても差が大きいので注意してください。 戒名自体も必ずしも必要なものでありませんが、家族で話し合っておくことも必要です。
D.葬儀終了後の費用 葬儀が終了した後もかかる費用で代表的なものは
- 墓地・お墓関係
- 仏壇
- 法要の費用
お墓と仏壇が無い家庭が新たに購入するとなる場合の例です。地域差がありますので、ここでは具体的な地域での永代使用料例を書きます。
- 東京都 町田市 1u 33万円
- 東京都 港区 0.2u 80万円
- 大阪府 摂津市 1.2u 155万円
(近畿は区分が聖地としてあるところが多いためuで表示してあるところを載せました)
基本は土地なので差が大きくなります。 墓石の費用も一般には数十万円からとなっています。 参考までにある統計では
- 50万円〜100万円未満 約22%
- 100万円〜200万円未満 約45%
という構成になっています。
仏壇の価格は一番廉価なものは シートプリント 海外製 20万円程度から
一般的に普及しているもので 一方練り前練り 日本製 60万円程度から となります。
法要の費用もかかりますが、これは金額が高額ではないので日常の節約等でできる場合が多いと考えます。 お墓・仏壇を両方そろえるとなると廉価な組み合わせでも100万円程度、平均的な組み合わせでも200万円程度で考えた方が良いと考えます。
選択肢のなかには当然、お墓・仏壇を購入しないという選択肢があってよいと考えます。
数は少ないですが、散骨という方法もあります。どこにでも散骨してよい訳ではありませんのでインターネットなどで良く調べておいてください。
私的なことをここで書かせていただくと、私自身が今の段階で漠然と考えているのは、自分の遺骨はダイヤモンドにして家へ残しておいてもらいたいと考えています。費用としては40万円程度からあるようです。お墓に関しては作ることを考えておりません。
理由は
- お墓を作っても子孫が遠隔地へ引っ越したり、少子化で子孫が何代続くかわからない
- 単なる寂しがりやでお墓の中に入るよりは家族のところにいたい
自分が死んでからのことですが、お墓の中では暗くて冷たいイメージが漠然とあります。宗教自体を否定しているわけでありません。
E.終身保険の金額と種類の選び方
まとめますと、大きく差がつくのはお墓と仏壇を購入するかどうかで100万円から200万円の差がつきます。
葬儀と戒名関係では、最低限として、家族葬儀(定年後という場合)+戒名で100万円程度から可能となります。
在職中となると会社・仕事関係者が会葬するのでほとんどの場合一般葬となるので200万円程度はかかりますが、実質的な負担は香典などを差し引いて100万円程度で納まる場合が多いようです。院号などの出費部分で負担に差がつくと考えます。
なってみなければわからないことなのですが、死後の整理費用(相続税負担分を除く)を終身保険だけで考えるなら必要な保障額はおおまかには
- お墓・仏壇が不要な場合は100〜300万円
- お墓・仏壇を購入する予定の場合は300〜500万円
これらの費用を準備するには一般的には解約しない前提で加入するなら変額終身保険が向いています。ただし、変額終身保険で解約返戻金の最低保障が無い場合は、注意する点もあります。
葬儀費用と考えて、解約しない考えで加入していても、現実にはお金が必要な場合がでてきます。可能性の高いのは介護状態でお金が必要になった場合などです。変額終身の場合はそういうリスクもあります。
保険金額100万円程度の終身保険では二つに分けることができませんが、500万円程度を超える終身保険では変額終身と解約返戻金の確定したものに分けろことを検討した方が良いでしょう。
投資での古くからの格言に「タマゴはひとつの籠に盛るな」という言葉があります。原稿終了の終わりの言葉に替えさせていただきます。
2007年10月
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この情報は公開情報と独自調査によります。発売元保険会社のパンフレットや約款等によりご確認ください。
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