注目商品 みんなにやさしい終身（Ｔ＆ＤＦ)by伊藤亮太(32)
7629 Ｔ＆Ｄフィナンシャル生命
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「みんなにやさしい終身保険」（Ｔ＆Ｄフィナンシャル生命）
2012年12月から、Ｔ＆Ｄフィナンシャル生命保険より『みんなにやさしい終身保険』が販売開始されています。
この終身保険の特徴は、50歳から95歳までの方が職業告知のみで契約が可能な一時払定額終身保険である点です。今回はこのＴ＆Ｄフィナンシャル生命が発売している『みんなにやさしい終身保険』について見ていきます。
●Ｔ＆Ｄフィナンシャル生命の『みんなにやさしい終身保険』の特長
『みんなにやさしい終身保険』は、高齢化の進展に伴い高齢者の平均余命が延伸していることもあり、高齢者の死亡保険への加入困難性に配慮し、50歳から95歳までの方が加入できる、シンプルで分かりやすく設計された終身保険になります。『みんなにやさしい終身保険』の主な特長は、下記の通りです。
①健康状態の告知なしで申し込み可能
50歳から95歳までの方を被保険者として、職業告知のみの申込みで加入が可能となっています。医師の診査も必要ありません。
※職業によっては、契約できない場合があります。
②契約時に死亡保険金額等が確定する
死亡保険金額や解約払戻金額は契約時に確定します。将来に向けた金額が確定するため、お葬式費用の確保や相続という観点から契約を安心して継続することができるといえます。
※契約から一定期間の解約払戻金額は一時払保険料を下回ります。
③5年ごとに死亡保険金額が増加する
契約日から死亡保険金額は一時払保険料を上回ります。死亡保険金額は契約年齢に応じて5年ごとに増加します（最長15年後まで増加、最大3回）。
※契約日からその日を含めて5年以内に亡くなった場合には、死亡保険金額は増加しません。
※被保険者の契約年齢が91歳以上の場合には、契約日から15年後の契約応当日に死亡保険金額は増加しません。
●みんなにやさしい終身保険の仕組図
『みんなにやさしい終身保険』は、被保険者が亡くなった場合に死亡保険金が支払われます。基本保険金額は、一時払保険料をもとに計算されますが、一時払い保険料を上回る金額となります。
上記の②、③の特長をもとにイメージ図を描くと下記の通りとなります。
※ただし、イメージ図では減額があった場合を想定していません。そのため、将来の死亡保険金額等を保証するものではありません。
（出所）Ｔ＆Ｄフィナンシャル保険「みんなにやさしい終身保険」ニュースリリースより
この保険に加入するのに適している方
死亡保障を50代以降で準備しておきたい方。相続対策や確実に資産を保険受取人に遺したい方。
注意点は、一時払保険料が1,000万円以上と高額であるため、あくまでも生活に必要となる資金とは別の資金から用意するという点です。
仮に生活資金などが足りなくなりやむをえず解約した場合には、場合によっては支払った保険料を下回った解約返戻金しか戻ってこないことが想定されます。余裕資金の中からの契約にしましょう。
また、昨今の低金利を反映してか受け取れる保険金額もそこまで多く増えない可能性があります。死亡保険金額の場合、一時払保険料を上回っているものの、契約年齢によってはほとんど増えない可能性もありますので、保険金で遺すべきなのか、その他の選択肢の方が適切な場合はないか、十分考慮したうえで加入するようにしましょう。
2012年12月現在
by 伊藤亮太（スキラージャパン株式会社）
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この情報は公開情報と独自調査によります。発売元保険会社のパンフレットや約款等によりご確認ください。
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