■医療保険の比較の仕方
■医療保険の比較のポイント
単品の保険か特約か | (1)その医療保険は 単体の医療保険ですが 特約の医療保険ですが
「医療保険」には、契約の形が単品(単一で独立した契約)のものと、アカウント型保険や定期付終身保険などのように、「医療保険」とは種類が異なる保険契約の『特約』として付加する、「医療保障特約」形式のものがある。
保険料集金の手間等が考慮されることになり、支払う保険料は『単品保険』より『特約』の方が割安になっているのことが多い。しかし『特約』では保障内容が限られたり、支払われる給付金の水準も低くなっている。また『特約』のもととなる終身保険や保険口座等の『主契約』の都合が優先するために保険期間等(後述)の自由度が少なくなっている。
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保険期間 | (2)その医療保険の保険期間は 一定期間の保障ですか 終身の生涯保障ですか
保険期間に『定期型』と『終身型』がある。『定期型』は一定期間を保障するもので、5・10・30年など、年単位で保障される「年満期」と、60・70・80歳など、特定の年齢で満了になる「歳満期」がある。『終身型』は保障が一生涯継続する。
『定期型』は保険期間の満了時期になると『更新』する形式のものが多くなっている。ここで大事なのは、保険料が、加入する年齢が若いほど安いということ。保険契約を『更新』すると、そのときの年齢で加入したことになるため保険料は高くなる。これに対して『終身型』は生涯保障のため『更新』する必要がなく、ある時期から保険料が高くなることはない。
保険料は、年齢が若くまた保障する期間が短くなるほど安くなっている。したがって、『終身型』より『定期型』の方が安い保険料で加入できるように思う。しかし、保険期間を『更新』するたびに保険料が値上がりするため、高齢になると『終身型』の方が安くなる場合もででくる。概して、20代〜40代くらいまでは『定期型』、それ以降は『終身型』の方が割安になる傾向がある。
保険期間については特に、「医療保障特約」の場合に注意する必要がある。生命保険の契約では、『特約』の保険期間は、契約の本体である保険、『主契約』の期間と異なる場合が多い。
『主契約』の保険期間が終身であっても、「医療保障特約」の保険期間は5年や10年ごとに『更新』する形式のものが多くなっている。『更新』すれば保険料は高くなる。そこで、終身の保険に加入していても、「医療保障特約」の『更新』時期になると『主契約』ごと見直しを迫られる場合も多い。
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保険料払込期間 | (3)その終身医療保険の保険払込期間は 一定期間の支払いですか 生涯の終身支払いですか
保険料の払込期間には、保険期間を通して支払う(保険期間と同一になっている)『全期型』と、保険期間が満了する前に払込みが完了する(保険期間より短くなっている)『短期型』とがある。
『終身型』は生涯保障であるが、60歳とか65歳とかの一定年齢まで払い込めばあとは保険料払込が不要になるタイプと、生涯保障ではあるが生涯保険料を払いつづけるタイプとがある。
特に『特約』の場合には、「ある時期に前納する」システムになっていないかなど確認する必要がある。「医療保障特約」となっている場合で、保険期間が終身となっていても、とても小さく「80歳以降の保険料は、『主契約』の払込完了時(例えば65歳)に一時金で前納して頂きます」と記載されていることもある。
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解約返戻金など | (4)解約返戻金や無事故給付金はありますか 保険料は安いものは解約返戻金や無事故給付金がありません。 保険料は高いものには解約返戻金や無事故給付金があるものがあります。
「医療保険」の多くは、保険期間の満了時や解約したときに「満期金」や「解約返戻金」のない、『掛け捨て』タイプの保険となっている。そして、保険事故が起こらずに契約が終了したときに、加入した人に返すお金がない分、保険料は割安になっている。また、死亡したときに支払われる「死亡保険金」がない場合はさらに安くなっている。
多くはないが、保険事故が発生せずに満期を迎えたときに、『無事故祝金』として給付金が、解約したときに「解約返戻金」が支払われるものもある。これらは『主契約』として組み込まれていることもあるが、『単品保険』の『特約』となっていて、選択して加入できるものもある。
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何日目から支払われるか | (5)入院して何日目から支払われますか 「0泊1日目から」「2日以上初日から」「5日以上初日から」「8日以上初日から」「5日以上5日目から」「病気は8日以上・ケガは5日以上」等々
「医療保険」は、病気やケガなどで入院・通院・治療(手術)・療養したときに給付金が支払われる保険。特に、「入院したらいくら受取れるか」という『入院日額』を選択して契約する場合が圧倒的に多い。
入院給付金は、入院した日数分、必ず支払われるとは限らない。入院した、その当日分からすぐに給付金が支払われるものは、「0泊1日目から」や「2日以上初日から」などと表示されている。『単品保険』には、このように「超短期型」で入院給付金が支払われるタイプが多くなっている。ただし、初日から支払われることに変わりはないが、「5日以上初日から」や「8日以上初日から」など、中・長期間入院した結果1日目から支払われるものもある。
「医療保障特約」では死亡保障などがメインになっているため、「5日以上5日目から」や「8日以上5日目から」支払われ、入院した日から4日分の給付金は支払われない「一般型」が多くなっている。
また、「病気は8日以上・ケガは5日以上」など、入院の原因によって基準と」なる日数が異なる場合もある。基本は「一般型」であっても、「初期入院特約」などの別の『特約』を付加することによって「超短期型」を選択できるものもある。
保険料は、入院給付金が早い時期から支払われるものほど高くなっている。保険料が安いからといって「一般型」を選択した結果、4日以内の入院費用に苦しむこともある。しかし短い入院ならば保険に頼らないで貯蓄でまかなえる人もいる。充分に検討したい。
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支払限度日数 | (6)支払限度は何日までですか 一つに入院での限度日数と、通算での限度日数とがあります。 「60日」「120日」「124日」「360日」「700日」「1000日」「1095日」 等々
入院給付金は、1回の(一つの病気やケガでの)入院ごと、そして何度も(いくつもの病気やケガで)入院した場合には通算した『支払限度日数』が決められている。『支払限度日数』には60日・120日・124日・360日・700日・1000日・1095日などの型があり、保険会社や商品により異なっている。
『支払限度日数』の型により商品が分類されている場合もあるが、同じ商品で比較すると、保険料は『支払限度日数』が多いほど高くなっている。『支払限度日数』は少なくても保険料が安い方がいいか、『支払限度日数』を多く確保して高い保険料を支払うかを選択することになる。
多くの場合、商品によって型が決められている。これに対して、同じ商品で、いくつかの『支払限度日数』の型を選択できる場合がある。ただし、保険会社としては「業界最長1095日型」などと力説したいので、他の『支払限度日数』の型があることをパンフレットなどで控え目に記載していることもあるのでよく確認したい。
保険料は、支払い限度が短い方が保険料が安い。入院の多くは60日以内で済むことがおおいようなので、割安な60日型に人気が集まっている。しかし本当に苦しいのは超長期の入院を余儀なくされたときである。短い入院ならば保険に頼らないで貯蓄でまかなえる人もいる。この点も充分に検討したい。
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