最近は各地での「ライフプランセミナー」「生命保険セミナー」や「ライフプランの相談会」「生命保険の相談会」といったものが開催されるようになっています。有料無料いろいろあります。新聞の折込チラシや郵便受けへの投げ込みチラシも目立つようになっています。 具体的な保険商品の設計であれば、誰に対して誰が生命保険を設計するかでその設計内容には大きな差が生じてしまいます。しかしライフプランや生命保険に対する考え方の原則の考え方はあります。それを理解することが大切です。 講師はファイナンシャルプランナーや保険のプロですから、セミナーではそれを説明してもらえるでしょう。そして話を聞けば自分の考え方がまとまります。セミナーを聞いた上で個別の相談をしてもらえばグチャグチャにになった頭の中も随分と整理されるはずです。 生命保険は高価な商品です。1ケ月の保険料を2万円として30年間で幾らになりますか・・・。720万円です。そしていざというときの人生を支えてもらう大切な商品です。しっかり考えましょう。 保険業界では「セミナー」開催を「セミナー営業」ともいいます。セミナー主催者としての目的は保券販売にあることが多いのも事実です。でも契約するか否かは消費者としてのあなたが自由に選べばいいのです。 なにしろ「セミナー開催」という案内に従ってセミナーに来ただけです。保険に入りに来たのではありません。嫌ならセミナー終了時に「セミナーを聴きに来ただけですから」と一言いって帰ればいいのです。 当サイトの管理人は相続や不動産をテーマに100回以上の「セミナー営業」をした経験があります。 だから主催者側の気持ちはよく分かります。建前は「セミナー」ですから「セミナーを聞きに来ただけです。」と言われればそれ以上は何もいえませんし、「まあ来てくれただけでもいいか」ぐらいには思います。それでもセミナーに参加したならばアンケートぐらいは回答してあげてください。後にダイレクトメールぐらいは送られてくるでしょうが。 またセミナー主催者にとっての本音はセミナーを利用した「営業」であっても、セミナーにおいてはお客様の立場に立って役に立つ一番いい話をしようと努力するはずです。もちろんそれは講師としての誠意でもありますし、「いい話を聞かせてくれてありがとう」と思ってもらえなければその後の営業にすらつながりません。役に立たない話・つまらない話・営業ばかりの話ならなら「セミナーを聴きに来ただけです。」と言われて帰られてしまうだけです。 消費者の立場からこれらの「セミナー」を気楽に利用したらいいと思います。 |