医療保険の1入院日数について
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医療保険の1入院日数について
1入院‥? ・入院を保障する保険に加入するときは、1日あたりの「入院給付金日額」を設定して契約します。そして「入院給付金」は、この「入院給付金日額」を《入院日数》に乗じた金額で支払われます。 《入院日数》は、[○日以上入院したとき○日目から支払われる]など、その契約内容によって計算します。
・「入院給付金」は、無制限に支払われるわけではありません。 《1入院》あたりの限度日数と、その契約の保険期間全体を通しての「通算限度日数」によって、支払限度額が設定されているのです。
・《1入院》とは、文字通り1回の入院です。でも、単なる1回の入院だけでなく、同じ原因で所定の日数以内に再入院した場合も含んでいることがあります。 つまり、入退院をすぐに繰り返す場合では、すべてを《1入院》とされて限度オーバーになってしまう可能性もあるわけです。注意が必要ですね。
その昔… ・現在は、「医療保険」を主力商品とする保険会社もありますが、少し前の「医療保障」といえば、『特約』で準備するものでした。 何しろ『生命保険』ですから、販売される商品の中心は、『万が一の場合』を保障する「死亡保険」だったのです。 そして、1入院についての『入院給付金支払限度日数』は、120日であるのが一般的でありました。
・だから、お客様に「医療保障特約」について説明するときは、病気とケガ、それぞれについて[○日以上入院したとき○日目から支払われる]ことを解説しておけば充分! 20年くらい前では、この《○日》でさえ統一されていたように思います。 《○日》以外にも説明が必要なのは、主に他社と競合したとき。それでも、「入院給付金日額」の最高限度額を、保険会社の「特約付加取扱規定」で調べる程度だったでしょうか‥。
多様化 ・それがまず、保険会社によって《○日》に差がでてきました。病気による入院の場合で[20日以上入院したとき5日目から]なのが少しずつ短縮され、今では[0泊初日から]保障されるのが一般的にさえなっているようです。
・それに追随するように、1入院の『入院給付金支払限度日数』も、360日型や730日型といった長期入院に備えるタイプや、30日型や60日型のように短期間を重点保障するタイプが現れました。 保険会社によっては、最短30日型から最長1000日型までの開きがでています。(保険期間を通算しての支払限度日数は、1095日型が最長)
・1入院や通算の支払限度日数は、その型を選択できる場合もあれば、各保険商品で決められている場合もあります。 それにしても、30日と1000日ではずいぶん違いますよね。さぞや保険料も違うことでしょう‥。
競合対策? ・何事も、バリエーションが増えるのは良いことです。特に、《お客様》のためになるように改善される場合は‥。 でも、この[『入院給付金支払限度日数』の多種多様化]が、(果たして《お客様》の要望に応えた結果なのだろうか…)、とも思います。 実際、『入院給付金支払限度日数』そのものを、一般の人がそんなに意識しているものなのでしょうか?
・とりあえず、入院保障は確保してるけど、「『入院給付金支払限度日数』が《○日型》なのかは知らない…っていうか、何それ!?」…な〜んて人も多いような気がしますよ。 「医療保険」が主力商品の保険会社でもなければ、聞かれもしないのに熱心に説明するハズがない項目ですから。
・もしかすると、他社との《差別化》を図りたい保険会社が、先に《○日型》(要は『給付金支払限度』)を決めて、あとからその《○日型》である根拠を探してきているようなこともあるのでは? …な〜んて、ひどい邪推でしたか?ヒネクレ者で、すみません‥。
入院日数の実態は?! ◎厚生労働省『患者調査の概況(平成14年)』より →http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/kanja/02/index.html ※「患者調査」は3年周期で実施されるので、平成14年が直近です。
・医療施設を退院した患者の構成割合を見ると、30日以内の入院は、病院で約78%/一般診療所で約86%、3ヶ月以内の入院は、病院で約94%/一般診療所で約96%になっています。 この統計資料を見た限りでは、入院しても、大多数の人が3ヶ月以内に退院しているようですね。
○「在院期間」 →http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/kanja/02/4-2.html ・…となると、(短期の入院に対する充実した保障が合理的だぁ!)…と思っちゃいますよね。でも、だからといって30日型や60日型の[短期保障タイプがベスト]だと結論づけるのは、ちょっと拙速ですよ。
・だって『入院するケース』そのものが、病気の種類や年齢によって、全然違うんですもの。それに、体格や体質、遺伝、生活習慣や環境などによって、その人にが『かかりやすい病気』があるような気がします。 さらに、年齢の変化とともに《入院》することに対する考え方も変わるし、身近な人が入院した話を聞いて、影響を受けたりしますから‥。
・また、家族の状況によっても、その人が入院することによって受けるダメージが違いますよね。経済的にも、精神的にも。 そして経済的環境が全く同じ人が、同じ日数の入院をしても、その人(価値観)によって精神的な負担感は違うのではないでしょうか?
・こうなると、いくら病気の種類別や年齢別に《入院》の調査をしても、そのデータだけで[自分に適合した『入院給付金支払限度日数』]なんて、決めれらないですよねぇ。
・でも、参考にはなりますよ。例えば、《がん》よりも《精神系》の病気で入院するケースの方が多いんですね。知らなかった‥。
○「傷病分類別入院患者」 →http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/kanja/02/1-2a.html
それから、《0歳》の入院が意外に多いとか、《35歳〜79歳》の入院は男性の方が多いとか、けっこう「へえぇ〜」と思うことがありましたよ。
○「性・年齢階級別受療率」 →http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/kanja/02/2-1.html
加入の実態は?! ・現在確認できる1入院の支払限度日数は… 短期で30日‐45日‐60日‐90日、昔ながらの120日または124日、長期では180日‐240日‐360(365)日-730日、ウルトラ長期の1000日 …といったところでしょうか。 『支払限度』ですから、日数が短くなるほど、その(特約)保険料は安くなります。
・それにしても、いっぱい作ってくれましたよねぇ。これだけあると、真剣に考える人ほど悩んでしまいますね。 入院保障の詳細内容については、関心の有無で大きく2つに分かれるんでしょうね。
・関心が薄い人は、おそらくは、その保険会社の主力商品を契約する際に、「医療保障特約」として加入するものと思われます。 この場合、『主契約』の方にたくさん保険料を払ってもらうのが狙いですから、「医療保障特約」部分の保険料を極力抑えた設計になっていることでしょう。 そして、「医療保障特約」の内容については「60日あれば充分ですよぉ!」と、かる〜く説明終了。でも、…これはコレで、誤りはでないと思います。
・そもそも《関心が薄い人》というのは、自身や周囲に入院経験がないからなんでしょうね。そして、遺伝体質があるわけでもなく、生活や勤務(就学)環境が劣悪というわけでもない‥。 このような人に、敢えて危険を煽って、長期入院に備える高い保険料のタイプを勧めるのは、(??)だと思いますよ。
・通信販売&宣伝がとっても得意なカタカナ生保では、数多くの「医療保険」を販売しています。そして、その中の数種類の『入院給付金支払限度日数』を、[1入院60日/通算730日]で統一しているようです。 その売れ行きが、それなりに好調なところをみると、[60日あれば充分]というのは、(実績を伴っているのかなぁ…)とも思います。
・《関心が強い人》は、放っておいても、ツッこんだ質問をビシバシするのでしょうし、特約ではなく『主契約』として「医療保険」を検討するのかもしれませんね。
・でも、『1入院の限度日数』が《360(365)日》までは、(入院したら、1年くらいかかることもあるんだろうな〜‥)と、なんとなく想像できますよね。 それが、730日や1000日となると、かなり入院の原因が限定されるように思います。このタイプを勧める人は、一体どんな資料を持ってくるのでしょうかね‥。
珍提案? 自分が『入院給付金支払限度日数』を決めかねて悩むんだら…と、考えてみました。
○自由選択 ・「医療保険」でも「医療保障特約」でも、1入院および通算の『入院給付金支払限度日数』に関しては、全ての型が選択できるようになっていればいいのに‥。 そして、その型は、いつでも自由に変更することができるようになっているとしたら…
・《お客様》からすれば、限りなく都合の良いベリーグットな商品ですよね〜! それに、全く不可能な話じゃないと思うんですけど‥。実際、《全ての型》とまではいかなくても、何種類かの型を選択できる商品もありますから。
・でも、保険会社からすれば、給付金支払限度日数の《型変更》なんてメンドーなだけだし、全部の保険会社がそうなると、他社との《差別化》ができなくなりますね。 そうなると、保険に加入するときは、《保険商品の内容》じゃなくて《保険会社の好み》で選定しなきゃいけないワケだ。う〜ん…こっちの方が、問題かも?!
○思考援助 ・それから、《チャート》のようなモノがあるといいかなぁ。[あなたにぴったりなのは○日型]みたいな‥。 クイズ形式になっていて、質問に答えながら進んでいくと、適合する型にたどり着くようなカンジ。
・保険会社のHPで、『あなたにおすすめの商品は?』といって、結局は勧めたい商品に導くシステムを応用すれば、できそうですよね。 (それならオマエ、作ってみろ)って?…ムリで〜す!
by hinachan
さて当サイトの管理人は60日型なんかじゃなくて超長期を選びます。
その昔骨折で60日入院しました。確かに殆どの入院は60日以内です。私も60日でした。それでも60日で退院できたからいいようなものの、入院が長引いたとき、「もう入院給付金が出なくなる」なんて考えたなら、病院のベットの上で気分がふさいで治る病気も治らなくなります。あらためて考えるに、保険は万一のためのもの。
一方で、1週間ぐらいの短い入院については私なら預金を取り崩しますから、1日目からの保障なんていりません。1週間は免責で結構です。その代わり1入院についてはできるだけ長いものを選びます。プラスアルファで60日のものにも入ってはいますが。
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この情報は公開情報と独自調査によります。発売元保険会社のパンフレットや約款等によりご確認ください。
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