生命保険の契約年齢について
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bird管理人の保険知識…目次
生命保険の契約年齢について
私は現在満30歳なのに、6ヶ月を過ぎると31歳で保険料を計算されるから、早く契約したほうがいいと言われました。本当ですか?
契約年齢とは‥? ・保険設計書や保険契約証書には、『契約(加入)年齢』が記載されています。 『契約年齢』を文字通り解釈すれば、[保険を契約する(した)ときの年齢]ですから、フツーは『満年齢』ですよね。 でも、営業職員が持参したり通信販売で送られた「保険設計書」を見たら、『契約年齢』が『満年齢』と違ってて、(まだ○歳じゃナイのにっ!)と、思った(怒った)ことはありませんか?
・実は、生命保険の『契約年齢』には、2種類の年齢があるんですよ。 1つは、フツーに思いつく『満年齢』。これが意味するところは、そのまんま『満年齢』です。 もう1つは、『保険年齢』です。これが、クセモノなんですねぇ‥。これは、[誕生月の前後6ヶ月をその『保険年齢』とする]という、独特の計算システムです。 だから、誕生日から6ヶ月を過ぎると、『保険年齢』は《実際の年齢》より1歳年上の年齢となってしまうのです。
・保険商品や設計プランにもよりますが、『契約年齢』が1歳違うだけで、保険料がかなり高くなる場合もあります。 だから保険契約を検討する場合は、『契約年齢』がフツーの『満年齢』でいいのか、あるいは独特の『保険年齢』になるのかを、把握しておく必要がありますね。
・傾向としては、100年以上の歴史を誇る[老舗の漢字生保]は『保険年齢』を、[新進気鋭のカタカナ生保]や[損保子会社系生保]は『満年齢』を採用しているところが多いようです。必ず確認して下さいね。
★契約年齢と保険料の関係
生命保険の保険料は… 予定死亡率、予定利率、予定事業費率という、3つの予定率に基づいて計算されています。
○予定死亡率 保険会社は、将来の保険金支払いに充てるため、必要な保険料を算定します。過去の統計を基に、男女別・年齢別の死亡者数を予測して算定します。この計算に用いる死亡率が、予定死亡率です。
○予定利率 保険会社は、資産を運用した収益を予め見込んで、その分保険料を割り引いています。この割引率が、予定利率です。
○予定事業費率 保険会社は、事業運営上の必要経費を予め見込んで、保険料に組み込んでいます。この割合が、予定事業費率です。
『死亡率』に注目! ・このように、保険料を決めるのにはいろいろな要素があります。そして、この保険料算出の要素のうち、最も重要なのは『予定死亡率』です。 保険会社が見込む運用益や必要経費が、保険料算定に占める割合は僅かなものです。(これが大きかったら、「契約者」じゃなくって「経営者」ですよね) ・『死亡率』は、人の生死の様子を男女別・年齢別に観察した《生命表》などから算定されます。『年齢別』のデータは、年単位になっています。 『男女別』も軽視できませんが、やはり重要なのは、『年齢別』の『死亡率』‥。だから、生命保険で保険料を算出するときの『年齢』って、責任重大(?!)なんですよね。
・『保険年齢』と『満年齢』は、保険料を算出する日が誕生日から6ヶ月過ぎていた場合に、1歳上の年齢のデータになる/ならないの違いです。 実際の年齢が30歳の場合、29歳6ヶ月から30歳5ヶ月までが[30歳の『保険年齢』]、30歳の誕生日から31歳の誕生日前までが[30歳の『満年齢』]になります。
・『保険年齢』は、誕生日を平均値としてその前後6ヶ月の『年齢』のデータを適用しているわけです。一見、面倒でややこしや〜‥。 でも、見方によっては『満年齢』よりも正確に、その『年齢』を捉えているような気になりません?(…ならないか)
契約のチャンス?! ・一般的に保険料は、『契約年齢』が上がると高くなります。加齢と共に病気と仲良しになるし、平均寿命に近付きますから。 だから、新たに保険を考えるとか、保障の見直しをしようとするならば、『契約年齢』は若い方がいいわけです。
・そこで1年に1回、『契約年齢』が変わる頃になると、営業職員が頻繁にやって来たり、通信販売専用の保険見積書(契約書付)が送られて来るんですねぇ。 頼んでもナイのに。就職や結婚など、人生のイベントから遠ざかっているときでも、もれなく‥。
・営業職員が、[『契約年齢』が1歳違うと、どれだけ保険料が上がるのか]示す(脅す)ために、『契約年齢』が1歳上がった設計書を持ってくることがあります。 設計プランにもよっては、『契約年齢』が1歳上がると保険料がめちゃ高になる場合があるのは事実です。このように1歳上がった設計書を持ってくる営業職員さんは、むしろ論理的だと思われます。
・1歳上がった保険料との差額を見て(騙されてるゥ〜…?)と思うなら、疑問点をぶつけてみるといいですね。 [『契約年齢』が上がるから契約する]のではありませんが、契約のタイミングとしては、合理的だと思いますヨ。
★契約年齢と契約日の関係
健康状態によって…
・(『契約年齢』が上がる前に契約しよ!)と決意したら、「契約日」にも気をつけましょう。
・生命保険を契約するときは、「契約申込書」を記入して、健康状態の診査を受けて、第1回目の保険料を支払います。健康状態に問題がなければ、この『三点セット』が揃った日が「契約日」になります。
・ここで注意が必要なのは、『健康状態の診査』です。健康状態に問題があって、再診査を受けたりしていると、その間に『契約年齢』が上がってしまうことがあるからです。 また、保険会社の側の事情で、健康状態の診査を受けられる日が限定される場合もあります。
・だから、健康状態について何か思うところがある人は、『健康状態の診査』を最優先に考えた方がいいかもしれませんね。まぁ、何事でも早めの方策が宜しいようですが‥。
払込方法によって… ・生命保険の契約は、『三点セット』が揃った時点で成立して、保障の責任を開始します。(この「責任開始日」=「契約日」だな…)って思ってますか?「契約日」は、保険料の払込方法によって違うんですよ。
・保険料の払込方法が「年払」や「半年払」の場合なら、「責任開始日」=「契約日」となります。
・保険料の払込方法が「月払」の契約では、「契約日」は『毎月1日』と決められています。 契約は『三点セット』が揃った時点で成立しますから、「月払」の場合は、「責任開始日」の方が「契約日」より早くなっています。そして「契約日」以前に保険事故が発生しても、「責任開始日」以降であれば保障されます。
・それはいいとして、『契約年齢』とは[「契約日」における年齢]ですから、「契約日」に『契約年齢』が上がってしまうことがあります。 「月払」の場合、「責任開始日」がある月の『翌月1日』が「契約日」になります。誕生日が1日の人は、2日以降の人より一ヶ月早く手続きを完了しないといけません。
・これは、『契約年齢』が『満年齢』方式でも『保険年齢』方式でも同じです。ホント、面倒クサいですよね。しかも、保険料の払込方法といったら、「月払」である場合が圧倒的に多いのに‥。
・「月払」の契約も「責任開始日」=「契約日」にすると、多分、保険会社が面倒クサいことになるんでしょうね。ま、何事も早め早めが宜しいということで、許してあげましょうか‥。
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この情報は公開情報と独自調査によります。発売元保険会社のパンフレットや約款等によりご確認ください。
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