エキスパート共済が売るのは保障かビジネスチャンスか?
9210 エキスパート共済
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▼▼▼ 資産ビジネスのプロ向け バードレポート メルマガ版 ▼▼ バードレポート http://www.bird-net.co.jp/ ▼ 保険選びネット http://www.hoken-erabi.net/ ▼バードレポート メルマガ版 2005.10.28. ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 生命保険の情報「保険選びネット情報」 エキスパート共済は保障を売るのかビジネスチャンスを売るのか ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●エキスパート共済は保障を売るのかビジネスチャンスを売るのか (長文です)
保険業法改正で無認可共済の動きが注目されています。
ペットに医療保険を販売する共済団体アニコムは保険会社になる ため免許申請をしています。ベンチャキャーキャピタルや損害保険 会社から増資を受け入れて合計で30億円を越す資本増強するという ニュースが流れましたが、これはそれとは無関係ではないでしょう。 保険会社になるにあたって必要な資金を調達しているのでしょう。 (日経2005.10.4.)
保険業法改正で無認可共済が金融庁の監督下にはいります。一番 注目されているのはエキスパート共済でしょう。今回の保険業法改 正の対象となる無認可共済最大手です。 http://www.exa11.co.jp/
最近のエキスパート共済は担当の方が、様々なところでオープン に語り始めています。保険業界に足を踏み入れて、みずからをオー プンにし始めています。 例えば… http://ring-web.net/os/05/
bird発行人もこの共済の取締役常務執行役員のセミナーを聞く機 会をえました。
エキスパート共済の現在はエージェント(販売代理店)数は10万、 会員数は30万、契約件数は100万、年間収入保険料280億円とのこと です。280億円を100万件で割ると28000円。年間28000円の保険料で すから、月払い2000円程度の掛け捨ての契約が中心です。
これだけの規模の共済を正社員80人、派遣社員等を含めてもわず か180人で運用しています。大阪名古屋等全国7ケ所に支社がありま すが、それぞれの支社の人員は3-4人。これならば固定経費は少な く保険料を安く設定できます。
【保険選びネット】「エキスパート共済が保険料をまた引き下げ」 http://www.hoken-erabi.net/seihoshohin/goods/9189.htm http://www.hoken-erabi.net/seihoshohin/goods/9042.htm
エキスパート共済は7つの商品をもっているとのことで、生命保 険5商品で損害保険が2商品とのことです。現在のエキスパート共済 はいわゆる無認可共済ですが、改正保険業法により無認可ではいら れなくなり金融庁の管轄下にはいります。 生命保険については生命保険会社に転換し、損害保険分野商品に ついては保険料もすくないということなのでいわゆるミニ保険会社 である小額短期保険業者に分離するとのことです。
【保険選びネット】「少額短期保険業者と保険会社」 http://www.hoken-erabi.net/seihoshohin/goods/9204.htm 「少額短期保険業者と無認可共済」 http://www.bird-net.co.jp/rp/MM050824.html
生命保険会社の免許をとるのなら日本生命や第一生命等の他の既 存生保同様の枠組みに入ることになります。業界団体としての生命 保険協会にも加入するのでしょう。
生命保険会社になるのであれば営業員が保険募集するためには試 験を受けて募集人登録をしなくてはいけません。日本生命は内勤社 員まで含めても総社員数で7万人に満たない人数です。エキスパー ト共済には10万のエージェントがいます。
いったいどのように対応するのでしょうか。特例措置が無い限り は、保険会社になったとたんに全員が試験を受け合格し募集人登録 をしなくてはいけないはずです。社内で教育研修部をあわてて立ち 上げ対応を検討しているようです。もっともこれまで独立した教育 研修部門がなくてやってこれたというのが不思議なのですが。
さて、このエキスパート共済はマルチレベルマーケティングを営 業に採用しています。いわゆるネットワークビジネス的な販売手法 です。それがいいとか悪いというのでなく、そういったビジネスモ デルなのです。
【保険選びネット】 「エキスパートアライアンスと『ネットワークビジネス』」 http://www.hoken-erabi.net/seihoshohin/goods/9165.htm
bird発行人にとって興味あるのは100万件という契約件数のうち どのくらいが自己契約なのかということです。この会社が「保障」 を売る会社なのか、「ネットワークビジネスのビジネスチャンス」 を売る会社なのかは、ここで分かります。
上記の「エキスパートアライアンスと『ネットワークビジネス』 」という記事で、bird発行人は次のように書いてきました。
「 なお大手生命保険会社のセールスレディだって、新人採用にノ ルマが課せられ、採用したことが成績計上の対象となり、新人さん の成績の一部が採用者や上司の成績になるのですから、根本的には 似たようなものがあります。だから保険会社がネットワークビジネ スをもって大きな声で批判するのもおかしな話です。」
(そうは言っても…)
「 エキスパートアライアンス・エキスパート共済の2003年度決算 概況によるとEXA(エクスパートアライアンス)の加入者数(ベースと なるJAWS加入者)は15万人、個人代理店(エージェント)は6万人、契 約総件数は40万件とあります。 個人代理店は自分が契約している種類以外の保険を販売しても報 酬が得られません。だから全部の商品を契約するはずです。商品は 5種類あります。ただし家族の契約のために個人代理店になる人も いますから、ここでは個人代理店は5種全部ではなく4種類4件を契 約しているとしましょう。するとして、6万人×4本=24万件。(こ の数字は「当サイト」の推測です。間違っているかもしれません。 正しい数字が分かればお教えください。責任のある方からご連絡い ただければ訂正します。)」
(ご連絡は一度もありませんでしたが…)
今回のレクチャーでエキスパート共済の方はとてもオープンに質 問を受け付けていましたし、真摯に回答なさっていました。そこで 失礼を省みずに質問してみました。なお現在はエージェント数は10 万、会員数は30万、契約件数は100万になっています。
「エージェントは自分が契約していない商品を販売しても報酬が いただけませんよね。するとエージェントは7商品すべてを契約す ると思います。そうすると10万人×7本で70万契約。家族等の契約 を含めると100万契約のうちほとんどすべてが内部契約ではないで すか?。100万契約のうちこういった内部契約はどのくらいの割合 なのでしょうか?。」
他の質問にはしっかりお答えいただいているのに、残念ながらこ の質問についてははっきりした回答はいただけません。 ただエージェント1人あたりの契約は3.5件から4件であって、4件 に近いということだけお答えいただきました。そして大口契約があ るので割合は…とはっきりしません。ここで大口契約とはお答えの 流れからは被保険者数の多い法人契約のようでした。ここを含める と自己契約割合はずっと高くなるのでしょう。商品の保障額は一人 当たり3000万円と定まっていますのだ保障額何億円の大口契約はあ りえませんし…。 更に次の質問をしました。
「契約者はみなエージェントになるのですか。その割合はどのく らいですか。」
契約するのなら保険料(共済掛け金)を払うだけです。でもエージ ェントになるのなら登録料15000円を支払います。エージェントに なれば保険を売って稼ぐことができます。
お答えでは、以前は、契約者のほとんどすべてがエージェントに なっていたとのことですが、最近はその割合が減少しているとのこ とでした。具体的な数字は教えていただけませんでしたが。
すべてがエージェントになるのだとすれば、売っているものは「 保障」ではなく「儲け口…ネットワークビジネスのビジネスチャン ス」です。「いい保険があるから話を聞いてみない?」ではなく「 いい儲け口があるから話を聞いてみない?…ただ、この儲け口にの るためにはまずあなたが保険に入らなくてはいけないんだよ」とい うことになります。
他の質問に対しては歯切れ良くお答えになるのですが、どうも私 の質問は失礼だったのが、はっきりお答えいただけません。
ビジネスモデルの問題ですから、bird発行人はそれをいいとか悪 いとは思っていません。そのようなビジネスがお好きな方はそれを やればいいし、イヤなら近づかなければいいだけです。安い保障が 魅力なら商品だけ買ってエージェントにはならなければいいのです から。
保険契約者が会社運営の主体となるという意味においては、「相 互会社」的なのかもしれません。自信を持って自らのビジネスモデ ルをオープンにしていっていただきたいですね。
なお現状において保険料が安いのは事実です。これは立派です。
エージェントになりたい人に対してではなく、契約に入りたいだ けの消費者も増えているはずです。この消費者に対してだけはしっ かりと保険会社としての責任を果たしていただきたいと思っていま す。
【保険選びネット】 「エキスパート共済が保険料をまた引き下げ」 http://www.hoken-erabi.net/seihoshohin/goods/9042.htm http://www.hoken-erabi.net/seihoshohin/goods/9189.htm 「エキスパート共済(EXAエキスパートアライアンス)の保険商品ペ ージ」 http://www.hoken-erabi.net/seihoshohin/com49.htm http://www.hoken-erabi.net/seihoshohin/goods/9329.htm
これまでのこれら無認可共済は不特定多数に対する商品販売がで きませんでした。だからネットやチラシの活用はできませんでした。 これからは不特定多数への販売が可能になります。
当「保険選びネット」としては、エキスパート共済さんをはじめ 新保険会社や少額短期保険業者になる共済の商品紹介やエージェン トさん紹介についても、従来の保険会社の商品同様に積極的に行っ ていきたいと思っています。それによって消費者の選択の可能性が 広がるのですから、消費者にとって悪いことではありません。心配 なのは保障だけを望む消費者に販売するにあたっての販売手法と保 険知識だけです。
【保険選びネット】 http://www.hoken-erabi.net/ Yahoo!!の検索システムが変わったために、ここ数週間で訪問者 数が急増しています。平日は1日あたり7000人、週末で5000人にな っています。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■テレビからの出演依頼が続いて…
最近テレビからの出演依頼取材依頼がときどき入ります。「保険 選びネット」の管理人をしているためなのか、保険関連のものです。
その番組が自分がいつも見ている人気番組だとか、キー局のゴー ルデンタイムの特集だったりします。一瞬迷ったうえで、「せっか くですが…」とお断りします。
保険に関してのbird発行人は保険のコンサルとか評論家ではなく、
サイト管理人の立場でしかありませんから。それにそれをきっかけ に「ヨンさま」や「細木数子さま」のように人気がでてしまったら 歌舞伎町の場末の危ない飲み屋に行けなくなり、大いに困りますの で…。
ずっとずっと前ですが、NHK総合のゴールデンタイムのビジネ ス番組にでたことがありす。近郊農家の相続問題の特集で、ある農 協の取り組みへの取材でした。その農協の組合員さんへの相談を実 際にお受けしていたbird発行人でしたので、番組ででも相談担当者 役となり組合員との財産相談のシーンにでていました。
テレビの画面はbird発行人の真剣そうな顔のアップが延々と続き、
同じくbird発行人のデカく説得力のありそうな(?)声がテレビから 鳴り響きます。もちろんテレビカメラを意識した素晴しい(?)演 技です…。俳優になった気分。 しかし放送されたテレビを見て、マヌケな顔がなんとも恥ずかし かったこと。もう二度とテレビになんかでるまい、と思った次第で す。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●●「保険選びネット」●● 利用も登録もすべて無料 生命保険の相談相手探しコーナーもあります。 http://www.hoken-erabi.net/ http://www.fp123.net/ 相談相手を探せるサイト 保険のプロやFPが顧客との接点をもてるサイト ☆利用も登録もすべて無料のサイトです。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □バードレポート? バードレポートは1ケ月に8回(うち4回はバードレポートトピッ クス版・各A4サイズ1枚)発行しています。あわせて月2100円のF AXによる資産ビジネスの専門家向けレポートです。 バードレポート http://www.bird-net.co.jp/
見本紙と申込書はFAX情報ボックスから取り出せます。FAX からお電話いただければ、そのFAXへ自動的にお送りします。ま たお電話から電話いただければご指定のFAXに自動的にお送りし ます。電話番号03-4306-1018へお電話いただき、メッセージに従っ てください。送付先のFAX番号を指定することもできますので、 FAXから電話するのでなく通常の電話からお電話ください。途中 でボックス番号を聞かれますが、ボックス番号は「1番」です。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●このメールマガジンは月4回発行 第1週…最新の「バードレポート・トピックス」 (月8回発行する月2100円の有料FAXレポートのうちの1回分) http://www.bird-net.co.jp/rp/CP040002.html 第2週…バードレポート新規公開 第3週…専門家向け「3分で読む資産ビジネスQ&A」 第4週…生命保険の情報「保険選びネット情報」 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 配信の解除、メールアドレスの変更は http://www.bird-net.co.jp/rp/CP040003.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ bird発行人:山浦邦夫 yamaura@bird-net.co.jp 〒160-0023 東京都新宿区西新宿7-15-8 ニッパンビル 株式会社バード財産コンサルタンツ TEL:03-5389-0988 FAX:03-5389-0933 ▼▼ バードレポート http://www.bird-net.co.jp/ ▼ 保険選びネット http://www.hoken-erabi.net/ ▼ 0-base自動車保険 http://www.hoken-erabi.com/ ────────────────────────────── 『まぐまぐ』の配信システムを利用しています。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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