団体信用生命保険の新しい商品…住宅ローンの生命保険
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ローン付保険‥？
・金融機関では、住宅ローンやビジネスローン等が取り扱われています。保険会社も金融機関の一員ですから、取り扱っています。あまり、有名ではありませんが‥。
・そして、ローンの締結と同時に、もれなく加入する保険があります。保険会社以外の金融機関でも。セットされているかのように‥。ご存知でしょうか。
団体信用生命保険
・ローンを利用している人が返済期間中の困窮に備える保険で、ローンに「死亡/高度障害」の保障が付加されています。保障される金額(保険金額)が、融資額(融資残高)と同額になっています。
保険金を債務に充当して精算することで、家族に負担をかけないようにするための保険ですね。(債務者にとっては‥)
・保険期間中にローン利用者が死亡したとき、ローン残高と同額の｢死亡保険金｣が支払われます。
病気や事故で所定の高度障害状態になった場合は、｢死亡保険金｣と同額の｢高度障害保険金｣が支払われます。
・｢被保険者(保険の対象者)｣はローン利用者ですが、｢契約者｣は、金融機関や《社内貸付制度を実施している企業》です。
そして、｢保険金受取人｣は『契約者』です。
保険金を債務に充当することで、債務に支障が無いようにするための保険ですね。(債権者にとっては‥)
・｢契約者｣と｢保険金受取人｣が、一個人ではなく団体であるため『団体保険』と分類されます。
昨今…
・さて《ローン返済期間中の困窮》ですが、『死亡』『高度障害状態』の他に、『要介護状態』が考えられます。
高齢化社会の到来により、要介護認定者数が増大しています。そして《住宅ローン利用者が多い30歳〜40歳代は、自身の介護に不安を感じている》といった、社会的関心も高まっています。
・このような状況を背景に開発された商品が、登場しました。
 「介護保障特約付団体信用生命保険」太陽生命
「ＡＩＧエジソンの団体信用就業不能保障保険」ＡＩＧエジソン生命
ガン保障特約付団体信用生命保険
・「団体信用生命保険」に「介護保障特約」が、「団体就業不能保障保険」に「特定疾病保障特約」が付加できるのならば…
「ガン保障特約付団体信用生命保険」がありました！
・日本で初めて「ガン保障特約付団体信用生命保険」を販売したのは、「カーディフ生命」だそうです。
この保険会社は、バンカシュアランス(銀行などの金融機関を通じた保険販売)に特化した、独自の事業展開をしています。
○「ガン保障特約付住宅ローン」カーディフ生命
☆2001年7月発売☆
・「ガン保障特約付団体信用生命保険」
・住宅ローンの利用者が『がん』と診断された場合、ローン残高の返済が保障される
リビング・ニーズ特約付団体信用生命保険
・その後、各社で「特定疾病保障特約」や「がん保障特約」がセットされた「団体信用生命保険」が販売されているようです。
そして、「リビング・ニーズ特約付団体信用生命保険」も登場しました。日本で初めて「リビング・ニーズ特約付団体信用生命保険」を販売したのは、「ＡＩＧスター生命」です。
「特定疾病保障特約/がん保障特約/リビング・ニーズ特約付団体信用生命保険」ＡＩＧスター生命
今後…
・考えてみれば、ローンに死亡／(高度)障害／介護状態／医療関連の保障が付いているのは、便利だし(？)安心ですよね。特に、介護や医療の保障については、加齢と共に考える人が増えそうです。
・住宅のように大きなお買物には、『ローン』がつきもの。『ローン』は、期間が長いもの。《期間が長い》といえば、『生命保険』！！
…という図式(？)が自然なのか、《銀行の商品》として「団体信用生命保険」を宣伝するＣＦもあるようです。
・《金融ビッグバン》が進んで銀行等や保険会社が近付いてきたようですし、今後は、このような商品が増えるのかもしれませんね。
2003年3月
by hinachan
9221 団体信用生命保険で三大疾病保障…保険から住宅ローン選び
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この情報は公開情報と独自調査によります。発売元保険会社のパンフレットや約款等によりご確認ください。
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