注目商品200410 新収入保障保険(日本興亜生命)
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日本興亜生命
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注目商品200410 新収入保障保険(無解約返戻金型)(日本興亜生命) 今回は平成16年8月に発売された、日本興亜生命の「新収入保障保険(無解約返戻金型)」を取り上げました。
〔商品の特徴〕 死亡保障をカバーする商品として、今や一般的な商品となった「収入保障保険」。被保険者が死亡または所定の高度障害状態となったときに保険期間満了(または年金支払満了)までの間、遺族が年金を毎月受け取れる保険です(一括受取も可能)。保険期間の経過とともに年金受取総額が逓減する合理的な保険で、定期保険に比べ割安に死亡保障を確保できるタイプです。 日本興亜生命ももともと収入保障保険を扱っていたのですが、新たに発売した「新収入保障保険(無解約返戻金型)」には、次のような特徴があります。
●解約返戻金をなくし割安な保険料を実現 保険料払込期間中の解約返戻金をなくし、合理的な保険料水準を実現。
●リスク細分型で保険料がさらに割安 この商品では、「非喫煙者」と「優良体」の2つの軸で保険料が細分化されます。そのため、「非喫煙者優良体」「非喫煙者標準体」「喫煙者優良体」に区分料率が適用されます。特に安くなるのは「非喫煙者優良体」で、現時点では最も安い水準といえます。
●3大成人病で以後の保険料の払込免除となる特約も 「保険料払込免除特約」を付加できるようになりました。これをつけると、「がん」「急性心筋梗塞」「脳卒中」の3大成人病や、所定の要介護状態・所定の身体障害状態になったときは、以後の保険料の払込が不要。
●年金の最低支払期間が1年単位で設定できる(年金受取プラスタイプ) 「年金受取プラスタイプ」の場合、契約時に、保険期間満了後の年金受取期間を100歳までの間で自由に設定できます。これは“業界初”の特徴だそうです。
夫に万一のことがあった場合、妻が年下で、妻自身の老齢年金受取より早く保険の年金支払が満了となって「ブランク」ができるケースには、非常に有効とのこと。たとえば、7歳下の妻のためには、夫の保険が払込・保険満了とも60歳、保証期間が5年では、夫が亡くなると、妻が58歳の時までしか年金が出ません。そのため、妻が65歳になる年、つまり夫の年齢で72歳の年まで年金が支払われるように年金の保証期間の設定ができれば合理的・・・という発想で作られたようです(これについての感想は後述します)。
●終身保険への変更も可 2年以上継続していれば、保険期間満了時または解約日から1:ヶ月以内であれば、一定条件のもと、無審査で終身保険などほかの保険に入り直すことが可能。保険料は、変更時の年齢や保険料率で新たに決めます。
▼しくみ図
(図:日本興亜生命ニュースリリースより)
▼保険料例 (被保険者=男性、保険期間・保険料払込期間=60歳、最低保証期間=5年、年金月額20万円の場合)
年齢 | 標準体 | 優良体保険(非喫煙者優良体 | 保険料払込免除特約なし | 保険料払込免除特約付 | 保険料払込免除特約なし | 保険料払込免除特約付 | 25歳 | 8,200円 | 8,480円 | 6,740円 | 7,020円 | 35歳 | 8,760円 | 9,160円 | 7,020円 | 7,420円 | 45歳 | 9,400円 | 9,940円 | 7,360円 | 7,820円 |
〔コメント〕 解約返戻金のないタイプで、しかもリスク細分型の収入保障保険とあって、以前より割安に死亡保障を確保できる人が増えそうです。3大成人病による払込免除特約は、ニーズのある人には選択肢がひろがっていいでしょう。 “業界初”とされた、「年金受取プラスタイプ」の保険期間満了後の年金受取期間が自由に設定できる特徴については魅力を感じません。60歳満了であれば、たとえ年金が夫の年齢で72歳まで保証されていても、夫が61歳以降で亡くなると全く保障がないのです。つまり、「妻65歳までの保障にブランクを作りたくない」というニーズにはこたえられていないことになります。
それよりも、無審査で終身保険へ入り直すことができる点の方がユニークな特徴と言えそうです。収入があまり高くない一方で、大きな保障が必要な時期は、とりあえず収入保障保険のみに入るけれど、いずれ余裕ができたら少額でも終身保険に入りたいと思う人には、無審査で変更できる制度は可能性を広げる商品といえます。
〔総合評価〕 (5段階)☆☆☆
3大成人病による払込免除特約は同種の商品ですでにつけられるものもあり、目新しいものではありません。また、「年金受取プラスタイプ」の保険期間満了後の年金受取期間が自由に設定できる特徴は上記のように魅力を感じません。
しかし、「解約返戻金なし」と「リスク細分型」で、収入保障保険が従来商品より安く入れる人が増えるであろうことは評価したいと思います。
(2004年10月31日現在) ファイナンシャルプランナー、シニアリスクコンサルタント 豊田眞弓
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この情報は公開情報と独自調査によります。発売元保険会社のパンフレットや約款等によりご確認ください。
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