注目商品200612 改訂版「ライブワン」のファンド(住友生命)
定期付終身保険
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住友生命
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改訂版「ライブワン」のファンド部分(住友生命) 「ライブワン」は、平成13年4月に発売された、いわゆるアカウント型商品の1つ。この商品が、平成18 年9 月に改定されました。改定されたのは、保険ファンド部分で、改定された点は下記の通りです。
<変更点>
- 従来の保険ファンドの積立金の実質利回りは予定利率と一致しなかったが、保険ファンドの積立利率が「実質利回り」での表示となった。
- 保険ファンドの積立利率は、契約後は3 年ごと、新規契約は3 ヵ月ごとに見直す。
- ライフサイクルの変化に合わせ、終身医療が選べる(契約2 年経過後から75 歳までの間、終身払い)。
- セカンドライフ設計にあわせ、保険ファンドで終身保障を買う、年金・医療保障を充実させるなど設計が自由になった。
なお、この改定で、商品名も「最低保証利率付3 年ごと利率変動型積立終身保険」から「最低保証利率付3 年ごと利率変動型積立保険」と変更になりました。わかりにくいのですが、「積立終身保険」が「積立保険」になっています。 こうした変更点を踏まえつつ、商品の特徴を整理してみます。
〔商品の特徴〕 ライブワンは、亡くなったときや入院・手術をはじめさまざまなリスクに備える保障部分と、必要な時に活用するために資金を積立てておく積立部分とで構成されている商品です。 積立機能を活用すれば、独身世代なら結婚資金、責任世代なら子どもの教育資金や、さらに充実の保障を買うための資金、50代なら老後資金などを積立てることが可能です。
契約年齢 | 3〜75 歳 | 保険期間 | 終身 | 保険料払込期間 | 終身 | 付加できる特約 | 新介護収入保障特約、新介護保障定期保険特約、新介護逓減定期保険特約、定期保険特約、逓減定期保険特約、収入保障特約、介護年金保障定期保険特約、家族定期保険特約(配偶者型)、家族定期保険特約(子型)、災害割増特約、傷害特約、傷害損傷特約、入院治療重点保障特約、災害入院特約、疾病医療特約、通院特約、成人病医療特約、女性疾病医療特約、特定疾病保障定期保険特約(リガード特約)、特定疾病保障終身保険特約(リガード特約)、重度慢性疾患保障保険特約(Vガード特約)、リビング・ニーズ特約、介護保障保険料払込免除特約、保険料払込免除特約、契約通算扱特約、契約者間資金充当特約(スイング特約)、指定代理請求特約等 |
==保険料例== 「ライブワン愛&愛らぶ30タイプ」の保険料(10年更新) 30歳男性20,993円 30歳女性19,352円
- <条件>
・新介護収入保障特約(15 回タイプ) 年金年額240 万円 ・リガード特約(定期タイプ)300 万円 ・Vガード特約300 万円 ・リビング・ニーズ特約、契約通算扱特約、保険料払込免除特約、指定代理請求特約付加 ・災害割増特約500 万円 ・傷害特約(本人型) 500 万円 ・傷害損傷特約(更新タイプ) 運動器損傷給付金5 万円 ・入院治療重点保障特約(本人型・更新タイプ) 基本給付金額10,000 円 ・災害入院特約(本人型・180 日型・更新タイプ) 入院日額10,000 円 ・疾病医療特約(本人型・180 日型・更新タイプ) 入院日額10,000 円 ・成人病医療特約U型(180 日型・更新タイプ) 入院日額10 ,000 円(女性は5,000 円)・女性疾病医療特約(180 日型・更新タイプ)(女性のみ) 入院日額5,000 円 ・通院特約(本人型・更新タイプ) 通院日額5,000 円・保険ファンド3,000 円
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==保険ファンド== ライブワンのベースとなっている保険ファンドは、一生涯継続することができ、「保障の見直し」や「保険料の調整」に活用できます。積立は最低1000円。適用する積立利率は、契約時から3 年ごと、新規契約の積立利率は3 ヵ月ごとに見直します(積立利率=実質利回り、最低保証利率は0.5%)。余裕資金を入金するはことも可能(3万円以上)。 また、ファンドは必要なときに引出すこともでき、3年経過後であれば引出し手数料はかかりません(引出した資金は一時所得)。
保険ファンドの積立金の推移例(最低保証利回りの場合)年数 | 平準払(例:月3000円) | 一時払(例:10万円) | 受取額 | 利回り | 受取額 | 利回り | 3 年 | 108,835 円 | 0.50% | 101,508 円 | 0.50% | 10 年 | 369,206 円 | 105,115 円 | 30 年 | 1,165,226 円 | 116,140 円 | 注:契約後3 年未満は解約控除がります。
=終身医療特約= 契約から2年経過後は、医療特約の定期タイプから終身タイプへの変更が可能(既加入者も終身タイプへの変更の取扱を平成20 年頃に予定しています。
医療特約の定期・終身タイプの保険料例(男性30 歳、日額10,000 円)
種類 | 保険料 | 更新タイプ(10 年更新) | 3,450円 | 全期タイプ(80 歳払込満了) | 6,150円 | 終身タイプ(終身払) | 7,480円 | 終身タイプ(80 歳払込満了) | 8,130円 |
〔総合評価〕(5段階)☆☆☆(保険ファンド部分)
住友生命「ライブワン」は、今回の改訂で、アカウント型商品の肝とも言える保険ファンドを強化した点で評価できます。特に、「予定利率」ではなく、「積立利率」として実質利回りで表示するなど、契約者にとっての「わかりやすさ」という点で評価できます。
ファンドの利回りが変動で、最低保証が0.5%である点も、金融商品としてみても悪くはないでしょう。ただし、契約後の見直しが3年ごと、と長いのは残念。「利率変動型」と謳いながら、金利上昇期のメリットが「キャッチアップできる」商品性とはいいにくいと思います。せめて6ヵ月くらいの見直しサイクルであって欲しいところですが、保険会社側によると、この期間設定は提供できる金利とも関わってくるそうで、見直し期間が短いものが設定される場合は、金利がやや低くなる可能性もありそう。
アカウント型は保険料をスケルトンにしたタイプとして、その仕組みそのものは個人的にはとてもよいものと思っています。ファンドをうまく使って、教育資金や老後資金などを準備するのもけして悪くないし、特約が更新型の場合、その更新後の保険料が上がっても吸収できるよう積立をしておくのもいいでしょう。 しかし問題は、そうしたメリットを十分に説明しきれていない販売の現場かも。ライブワンに限らず、アカウント型に共通することですが、積立部分の保険料が最低額で加入している人が少なくありません。これではメリットも机上の空論という気がします。
(2006年12月29日現在) ファイナンシャルプランナー 豊田眞弓
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この情報は公開情報と独自調査によります。発売元保険会社のパンフレットや約款等によりご確認ください。
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