Q&A200708 どんな病気・原因で亡くなることが多い?
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Q 保険の入り方を考えるためにも知っておきたいのですが、どんな病気・原因で亡くなることが多いのでしょう?
A トップの死因はやはりがん(悪性新生物)ですが、実は年代で異なります。
病気について、罹患率や在院日数などのデータを目にすることはあっても、亡くなる原因についてはあまり多くないと思います。そのため今回は、男女・年齢別の死亡原因のランキングを見ておきましょう。年代によって亡くなる数は大きく異なるものの、その年代ごとの「リスク」を知ることができます。
保険はリスクに合わせて入るものですので、リスクを多角的に、また、年代に応じて把握することも大事です。
平均では男女ともにがんで亡くなる人が多い 下表は、厚生労働省「平成18年人口動態統計」から抜き出したものです。まずは、男女の総数(全年齢)での死因の上位を見てみましょう。
男女とも、1位はがん、2位は心臓の病気で、3位が脳血管疾患、4位が肺炎と続きます。5位は男女で異なり、男性は不慮の事故なのに対し、女性は老衰となっています。男性よりも女性の平均寿命が6歳長い片鱗がうかがえます。ちなみに、亡くなった理由のうち男性で3人に1人、女性で4人に1人強ががんです。
年代によって死因が異なる 全年齢で見たときの死因は、当然ながら高齢になってからの死因に大きく左右されます。しかし、現実には年代・性別によっても異なります。それは、下表を見ると明らかです。年齢によって、亡くなる確率は異なるとはいえ、その年代ごとのリスクをとらえることができます。
まずは男性を見てみましょう。 出生後0歳では、先天的な疾患や呼吸障害等、乳幼児突然死症候群といった原因がならびます。乳幼児から20歳未満で目立つのは不慮の事故ですが、驚くべきことに、20歳以上、40代半ばまでは自殺が死因のトップに。不慮の事故とがんがそのあとに続きます。そして、40代半ば以降90歳未満はがんが死因のトップになります。
続いて、女性を見てみましょう。 出生後0歳は男性と同様に、先天的な疾患や呼吸障害等、乳幼児突然死症候群といった原因がならびます。乳幼児以降の死因に多いのは男性同様、不慮の事故ですが、男性と異なって15歳から自殺が死因のトップになります。その時期には、不慮の事故とがんが次いで多くなっています。そして、35歳以上85歳未満の間はがんが死因のトップになります。85歳以降は心疾患が最も多くなります。
リスクマネジメントのヒント この表をみて、自殺が死因のトップになっている年代があったり、そうでなくても5位までに入っている年代も少なくはなく、驚きを隠せません。警察庁の発表では、自殺者数は年間3万人を超え、高どまっているとのこと。病気やケガに次ぐ第3のリスクといえそうです。
ちなみに、自殺の理由は多い順に、健康問題、経済・生活問題、家庭問題が並びます。自殺の場合、健康保険は利かないうえ、電車に飛び込んでの自殺の場合などは、その影響による被害額の賠償が請求されます。
病気やケガでの入院・手術には医療保険で備えることができ、亡くなった場合の遺族への保障としては死亡保険で備えられます。しかし、「避けられるケガ」「避けられる死」である自殺については、むしろ家族や身近な人によるメンタルケアが何よりのリスクマネジメントといえそうです。
男女年齢別死因(厚生労働省「平成18年人口動態統計」)
<男性>
2007年8月31日 ファイナンシャルプランナー 豊田眞弓
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