Q&A200802 子供の健康保険負担が変わる
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Q 公的健康保険の「2割負担」の対象が変わると聞きましたが、どうなるのでしょう?
A 公的健康保険の「2割負担」の対象が「3歳未満」から「小学校入学前の3月末まで」に拡大されます。
●2008年4月より変わります 健康保険、公務員共済、国民健康保険を問わず、公的健康保険に加入していると、通常、かかった医療費の3割の自己負担で医療を受けることができます。
しかし、例外的に、乳児と高齢者は負担が軽減されていました。70歳以上が所得に応じて1〜3割だったほか、3歳未満の乳児は2割となっていたのです。
後者は、自治体ごとの乳幼児の医療費助成制度の陰に隠れてあまり知られていませんでしたが、3歳未満の乳児の公的医療はこれまでも優遇されていました。
それが、少子化対策の一環として、この公的健康保険の「2割負担」の対象年齢が、2008年4月より拡大されるのです。 今後は「義務教育就学前まで」、つまり、小学校に入学する前の3月末までは2割負担の対象になります。これは国の制度で、全国共通です。
<<公的健康保険の自己負担割合(2008年4月以降)>>
- 小学校に入学する年の3月末まで 2割
- 小学校に入学する年の4月以降〜69才まで 3割
- 70才以上 所得により1〜3割
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●乳幼児医療費助成との関係 乳幼児の医療費に関しては、各自治体が独自に行っている医療費助成制度もあります。自己負担分の全部または一部を助成する制度で、対象年齢や内容、手続きの流れなども自治体によって異なります。
たとえば、小学校入学前の医療費が全額助成される自治体に住んでいる世帯の場合、公的健康保険の3割負担が2割負担になったとしても、個人にとっては何も変化はありません。つまり、この医療費助成制度が手厚い自治体に住んでいる人にとってはあまり実感のない変更といえます。
医療費助成制度があまり充実していない自治体に住んでいる人の場合はメリットを実感できそうです。3〜6歳の医療費自己負担がこれまでより1割下がることになります。
●子供の保険の入り方は?
今回の改正で、子供の保険の入り方などに変更はあるでしょうか? 正直なところ、特にはないといえます。公的健康保険よりも影響が大きい、医療費助成制度の内容を確認した上で子供の医療保障を考えるといいでしょう。
家計を抑えることを優先する場合は、医療費助成がなくなるタイミングで子供の医療保障を検討すればよいでしょう。
先天的な病気などがわかって医療保険に入れないリスクまで考える場合や、あるいは乳幼児の入院は親の付き添いや通院などでコストがかかることも考え併せるのであれば、医療費負担が2割で、医療費助成が充実していても、幼いうちから医療保障をつけておく意味はあります。
2008年2月29日 ファイナンシャルプランナー 豊田眞弓
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