注目商品201005 外貨建学資年金「愛情満載
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旧AIGエジソン(現ジブラルタ)
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AIGエジソン生命 外貨建学資年金「愛情満載」
今回は、AIGエジソン生命の外貨建学資年金「愛情満載」にクローズアップしてみました。
2010年4月、AIGエジソン生命は、「USドル建」「豪ドル建」の2商品から選択できる外貨建て学資年金「愛情満載」を発売しました。外貨建の学資保険は日本初の商品となります。
中学までは「子ども手当」が支給され、高校時代は「高校授業料無償化」が始まりました。一方で、大学進学以降は、返済不要の奨学金が充実し始めた以外は、大きくは変わりません。この保険は、今後ますます大学進学のための資金確保ニーズが高まるとの予想に基づいて、大学在学中に必要な資金を計画的に準備できる商品として開発されたものです。
●商品の概要 貯蓄型学資年金保険「愛情満載」の概要は以下の通り。
<正式商品名> USドル建て積立利率変動型大学進学学資年金保険 豪ドル建て積立利率変動型大学進学学資年金保険
<特徴> (1)保険料を積立てることで大学進学費用をサポート 保険料を支払うことで、将来の大学の学資を貯められる。
(2)運用通貨が選べる USドルと豪ドルから運用通貨を選択できる。
(3)積立利率は市場金利情勢等に応じて毎月変動 積立金の計算に用いられる積立利率は、市場金利(指標金利)に応じて毎月変動するため、金利上昇時には、適用される利率も上昇。金利下降時においては、積立利率が最低保証積立利率(2.75%)を下回ることはない。
(4)「円」による定額での払込みがドル・コスト平均法に 定額の円を毎回払込むことで、定額の外貨を毎回円で払込む場合と比較して、単位外貨あたりの円での払込金額を低くさせる効果(ドル・コスト平均法)が期待できる。ただし、保険料円入金特約と保険料円換算額を定める場合の特則を付加する必要がある。
(5)解約時などを除き為替手数料がかからない 円による保険料払込時、年金支払開始時の年金原資の一括支払時、年金支払時等の為替手数料はかからない。ただし、解約時等には、TTB(TTM−手数料)が適用され手数料がかかる。TTM(銀行等で対顧客向けに外貨の売買取引をする際の基準となるレート)とTTB(銀行等で外国通貨を円貨に交換する時の一般的な為替レート)の差額は、USドル:1円、豪ドル:2円(2010年4月1日現在。将来変更されることもある)。
(6)年金の受取期間は4年または6年から選択できる 外貨建てのため、大学進学に合わせて年金支払開始年齢を18歳に設定しつつも、年金受取時に金融情勢などによって受け取り開始時期を最長5年、繰り下げることも可能。確定年金として受け取る期間は、大学、大学院などの在学中の年数に合わせ、4年または6年から選択できる。
<市場リスク> 外貨と円との換算に用いる為替レートは為替相場により異なるため、諸支払金額は、保険料円払込総額あるいは契約時における為替相場により円換算した諸支払金の予定額を下回る場合があり、損失が生じるおそれがある。為替変動リスクは契約者・受取人に帰属する。
<注意すべきコスト>
・年金を管理するための費用 年金受取時に、年金を管理するための費用として1%が控除される(2010年4月1日現在。割合は将来変更されることがある)。
・解約控除 中途解約の場合、所定の解約控除がかかる場合がある。解約控除は、保険料払込年月数および経過年月数により異なる。
・外貨で受取る際の送金手数料 年金・死亡給付金・解約払戻金等を外貨で受取る場合、送金手数料は受取人の負担となる。
勝手に格付け ☆☆☆
外貨建て商品で最も気になるのは、円⇔外貨の為替手数料ですが、AIGエジソン生命の外貨建て商品の特徴として、毎月の支払い時や年金受取り時の為替手数料がかかりません(中途解約時のみかかる)。その点は評価できます。
教育資金、特に大学の学資用として発売された商品ですが、基本は外貨建ての金融商品ですので、為替変動リスクは避けられません。満期時に円高になっていた場合には、@受取る時期を最大5年延ばす、A外貨のまま外貨口座に送金してもらって外貨で運用を続ける、といった対応策が必要です。そのため、多少の投資の知識は求められる商品といえます。
教育資金の運用期間は長期ですが、必要となる時期は明確です。しかも、受験で頭がいっぱいの時期ですから、リスク資産での運用は3割程度までに抑えたいところです。毎月貯められるのが3万円あれば、うち1万円程度をリスク資産で運用し、残りはできるだけ安全資産で運用するのがいいのではと思います。
ただし、他にも資産が多く、それが預貯金中心であるなら、家計全体のポートフォリオのバランスをとる意味で外貨資産を組み込むことは意味があります。ただし、ある程度の外貨投資の知識を持って加入することが大事です。
◇こんな人に向く- 子供の大学資金用で始めるものの、満期時に円高になっていたときには繰り下げを行っても資金的に問題がないなど、余裕がある人
- 満期を迎える頃、USドルや豪ドルに対して円高になっていると予想しない人
- 他の資産とのバランスで、外貨資産(USドル建て、または豪ドル建て)を補いたい人
- 投資の知識があり、できれば外貨投資も経験がある人
◇こんな人に向かない- 子供の大学資金用で、満期時に必ず取り崩す必要がある人
- 満期を迎える頃、USドルや豪ドルに対して円高になっていると予想する人
- 他にも外貨資産を持っているなど、外貨資産で運用する必要性が少ない
- 投資経験がなく、外貨投資の経験はない人
2010年4月30日現在 ファミリーリスクコンサルタント、ファイナンシャルプランナー 豊田眞弓
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マネーカウンセリングネット「Wealth」 |
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この情報は公開情報と独自調査によります。発売元保険会社のパンフレットや約款等によりご確認ください。
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