注目商品201012 終身介護保障保険(ソニー生命)
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ソニー生命
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ソニー生命 「終身介護保障保険(低解約返戻金型)」 今回は、11月に発売されたソニー生命の「終身介護保障保険(低解約返戻金型)」にクローズアップしてみました。元々あった「終身介護保障保険」を低解約返戻金型にして、死亡保障を抑えた商品ですが、保険料が抑えられ、バリエーションが増えたことで選択肢が広がったといえます。従来型と2本立てで販売しています。
●従来型「終身介護保障保険」の特徴 ソニー生命「終身介護保障保険」の従来商品は、5年ごと利差配当タイプの商品で、解約返戻金もあり、また終身の死亡保障もついた商品でした。死亡保障は基本介護年金の5倍、7倍、10倍から選ぶことができます。
保障内容は、介護一時金と介護年金、死亡保障があり、介護一時金と介護年金については公的介護保険に連動していて「要介護度2」以上の状態が支払いの条件になります。契約から保障がスタートするまでの待ち期間がないことも特徴です。
ただし、65歳未満に関しては、「所定の要介護状態が180日継続したとき」と規定されており、それを満たすことが条件となっています。
介護一時金や介護年金を受け取るほど、その分、死亡保障が減る仕組みになっています。死亡保障があるため保険料は高めですが、50歳男性の例でみた場合、何事もなく経過した場合、60〜64歳で解約をすると、払込累計の7割程度の解約返戻金は戻ります。
介護一時金は1回のみ、介護年金は該当の要介護状態である限りずっと受取ることができます(要介護状態が改善して1度中断後も、条件に合えば支払われます)。介護一時金が支払われると、保険料は免除されます。
●新商品の特徴 以上が従来型の「終身介護保障保険」ですが、11月に発売されたのは、従来型商品をベースに一部変更されています。従来型と異なる点は次の通り。
<配当タイプ> 無配当(従来型は5年ごと利差配当) <解約返戻金> 低解約返戻金型で解約返戻金がない(従来型は解約返戻金あり) <死亡給付金> ・有期払いなら「60万円」、終身払いは「なし」(従来型は基本介護年金の5倍、7倍、10倍から選ぶ)。 ・死亡保障「60万円」をつけた場合、介護一時金が支払われると0になる(従来商品は介護一時金、介護年金の支払いに応じて減額される)。 <保険料> ・従来型に比べて安い
ソニー生命「終身介護保障保険」従来商品vs新商品
商品名
| 終身介護保障保険 | 従来商品 | 新商品 | 保険期間 | 終身 | 解約返戻金 | あり | なし | 配当タイプ | 5年ごと利差配当 | 無配当 | 介護一時金
| 保障額 | 60万円(1回限り) | 条件 | 公的介護保険の要介護2以上の状態に該当していると認定された時。65歳未満は、所定の要介護状態が180日継続したと医師に診断確定された時。 | 介護年金
| 介護年金額 | 60万円/年 | 条件 | 公的介護保険の要介護2以上の状態に該当していると認定された時。65歳未満は、所定の要介護状態が180日継続したと医師に診断確定された時。 | 死亡給付金
| 当初300万円 (死亡前に介護一時金・介護年金の支払い事由が生じたときはそれを引いた額)
| 60万円 (保険料払込が終身の場合はつけられない。介護一時金が支払われた場合、死亡給付金はなし)
| なし (保険料払込が終身の場合のみ)
| 保険料(60歳払込) | 40歳男性 | 13440円 | 8160円 | ― | 40歳女性 | 15000円 | 11520円 | ― | 50歳男性 | 27780円 | 18120円 | ― | 50歳女性 | 30960円 | 25800円 | ― | 保険料(終身払い) | 40歳男性 | 8220円 | ― | 4080円 | 40歳女性 | 8580円 | ― | 5640円 | 50歳男性 | 11520円 | ― | 6000円 |
注目度(超勝手評価です) ☆☆☆☆
◇こんな人に向く ・終身の介護保障を割安にカバーしたい人 ・死亡保障より介護保障にウエイトをおきたい人
◇こんな人に向かない ・そもそも保険による介護保障を必要としない人 ・保険料は高くても、そこそこの死亡給付金もあった方が安心と考える人 (要介護状態にならずに亡くなっても死亡給付金はほしいと考える人)
ソニー生命の従来型の「終身介護保障保険」は、終身型介護保険の中でも個人的に注目してきた商品の1つでしたが、やはり保険料が高めの点がネックでした。
しかし、今回発売された新商品は、解約返戻金を失くし、死亡保障を60万円または無しにして、配当タイプも無配当にするなどで保険料を抑えた商品。
微妙に死亡給付の可能性があった方がいい人は「60万円」だけつけることができ(介護一時金が支払われると死亡保障はなし)、また、介護だけに絞ってもっと安い方がいいという人には「死亡給付0」のタイプが選択できます。
従来型の商品も販売を続けるため、介護保険のバリエーションを広げた形です。ニーズに合わせて選ぶことができます。
ただし・・・それぞれの違いを解説する際に、ややわかりにくくなっているのも正直なところでしょう。パンフレットもややわかりにくく、全般に複雑な印象を与えてしまわないかと危惧しています。
その点を除けば、「高い」といわれる介護保険を割安にした商品の1つとして、評価しています。 2010年8月31日現在
ファミリーリスクコンサルタント、ファイナンシャルプランナー 豊田眞弓 FP豊田真弓の心とおサイフのWealth術 FP相談で今日も未来もハッピーに
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マネーカウンセリングネット「Wealth」 |
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この情報は公開情報と独自調査によります。発売元保険会社のパンフレットや約款等によりご確認ください。
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