注目商品201106 三大疾病保障プラン(アフラック)アメリカンファミリー

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注目商品201106 三大疾病保障プラン(アフラック)



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注目商品 アフラック「三大疾病保障プラン」

日本人の死因の中で4割強を占めるのが、がん、脳卒中、急性心筋梗塞を合わせた三大疾病。今回は、アフラックが取り扱う終身型の三大疾病保障保険「三大疾病保障プラン」を取り上げます。

●三大疾病保障保険(終身型)とは?


三大疾病保障保険とは、がん(悪性新生物)、急性心筋梗塞、脳卒中のいわゆる三大疾病のいずれかになったときに、三大疾病保険金が支払われる保険です。三大疾病にならずに死亡・高度障害状態になったときには、死亡保険金または高度障害保険金が支払われます。いずれかの保険金が支払われると、保険は終了します。



共通しているのは次のような点です。
・がんについては「待ち期間」といって保険が有効になってから保障が始まるまでのブランクが3カ月ある。確定診断で保障されるが、上皮内新生物や皮膚がん(悪性黒色腫以外)は対象外。

・急性心筋梗塞は、医師の診療を受けた日から一定日数(60日など)以上、労働の制限を必要とする状態が継続したと医師によって診断されたときに対象になる。狭心症は保障の対象外。

・脳卒中は、医師の診断を受けた日から一定日数(60日など)以上、言語障害等の他覚的な神経学的後遺症が継続したと医師によって診断されたときに対象になる。

急性心筋梗塞や脳梗塞には対象となるまでの「日数制限」があるとのことで、「もらいにくい」「使いにくい」などと評されることもありますが、急性心筋梗塞なら「労働の制限を必要とする状態が継続したと医師によって診断されたとき」であり、脳卒中なら「言語障害等の他覚的な神経学的後遺症が継続したと医師によって診断されたとき」であり、在院日数ではない点に注意する必要があります。

参考までに書くと、厚生労働省の「平成20年患者調査」によると、平均在院日数は急性心筋梗塞で26.2日と短めなものの、くも膜下出血101.6日、脳内出血129.3日、脳梗塞111日と長くなります。前述の通り、平均在院日数ではありませんが。

軽度の急性心筋梗塞や脳梗塞は医療保険でまかない、その後の生活に支障がでるような重度の時には、この保険金が助けになる、と分けて考えれば、決して悪くない保険だと考えています。つまりは、医療保険に上乗せするタイプの保険と言えます。

●アフラック「三大疾病保障プラン」


アフラックの三大疾病保障保険(終身型)である「三大疾病保障プラン」の概要・特徴を整理すると次のようになります。

<三大疾病保障プランの特徴>
1・三大疾病(がん、急性心筋梗塞、脳卒中)に一時金で備える。
2・三大疾病にならなくても、死亡・高度障害状態になった時に「死亡保険金」「高度障害保険金」を受け取れる。
3・解約時には、契約時の年齢、経過年数などに応じて解約払戻金が支払われる。

<保険料例と60歳時の払込保険料総額>
「三大疾病保障プラン」の性別・年齢別保険料を見てみましょう。保険金額200万円、60歳払済を例に、契約年齢ごとの保険料とその払込保険料総額を試算したものが下表です。



<解約返戻金と戻り率の例>
「三大疾病保障プラン」の経過年数に応じた解約返戻金と、その戻り率の例を見てみましょう。保険金額200万円、60歳払済、30歳男性を例に、経過年数ごとの払込保険料と解約返戻金、戻り率の推移を見てみましょう。
この例では、70歳時点(契約40年後)で払込保険料に対して解約返戻金の戻り率が109.3%、75歳時点(契約45年後)では114.5%と、100%を超えています。




注目度(勝手評価です)


☆☆☆☆

こんな人に向く


・三大疾病にリスクを感じ、しかも「一時金」で備えたいと考える人。
・三大疾病に終身で備えたいと考えていて、しかも、高い保険料でも負担にならない程度に家計にゆとりがある人。


こんな人に向かない


・三大疾病に特別なリスクを感じていない、または、リスクを感じても、「一時金」で備える必要性を感じない人。
・心配なのはがんだけで、がんについてはがん保険で備えている人。


がん、急性心筋梗塞、脳卒中という三大疾病に対するリスクは50代以降に高まり続けるため、三大疾病保障保険に加入するのであれば、終身型が理想です。その意味でも、三大疾病にリスクを感じている人にとっては、アフラックの「三大疾病保障プラン」のような終身型の三大疾病保障保険は選択肢に入るのではないでしょうか。

ただし、冒頭整理したように、急性心筋梗塞や脳卒中に関しては、軽度の場合は保障されない可能性があることも想定しておく必要があります。そのため、医療保険と組み合わせて利用することが理想と言えるでしょう。

がんだけでなく、急性心筋梗塞や脳卒中も、退院後、仕事の復帰までに時間がかかることもあるでしょう。そのため、保険金が下りるような状態だった場合、一時金でまとまった資金が手元に残ることは非常にありがたいもの。特に、後遺症が残って元の生活には戻れなかったり、悪くすると寝たきりなどにもつながっていくこともある脳卒中に関しては、備えておく意味があると思います。

アフラックの「三大疾病保障プラン」以外では、ソニー生命やオリックス生命でも取り扱っています。同じ保険金額であれば、2011年5月現在では、「三大疾病保障プラン」がほんの少し保険料が抑えられています。



2011年5月31日現在


ファミリーリスクコンサルタント、ファイナンシャルプランナー 豊田眞弓
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