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保険比較201304 定期型のがん保険比較9840 オリックス生命 
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定期型のがん保険比較がん保険は終身型が主流になっていますが、最近では定期型の商品がいろいろと登場しています。保障内容は「診断給付金、入院給付金、手術給付金」がセットになっているような定番ものだけでなく、診断給付金のみのもので定期型という商品も見られます。終身型のがん保険が多様化しているのと同様、定期型のがん保険もニーズに合わせて選べる環境になってきたようです。今回は定期型のがん保険の比較をしてみます。 保険料だけでは比較できない下表に4商品を並べてみましたが、それぞれに保障内容の特徴が異なっています。保障例とその保険料例も付けましたが、ますます一概に保険料だけでは比較できなくなっています。当然ながら、保障が厚いほど保険料は高くなるので、まずは自分に必要な保障は何かを考え、保険料の予算を考え、そのバランスで選ぶということになるでしょう。  各商品の特徴上記の4商品の特徴を簡単にまとめておきます。オリックス生命の「Force」は入院給付金、手術給付金は無いが、通院による治療には給付金があることが特徴。入院や手術は医療保険でカバーと考えると、がんの治療ならではの部分をこの保険で備えるという考え方ができます。ネクスティア生命の「カチッとがん保険」は診断給付金、入院給付金、手術給付金が揃っている、いわば定番的な保障内容です。ただし、診断給付金は１回のみ。がんの保障が何もないが、最低限の保障は備えておきたいというニーズに良いと思います。 チューリッヒ生命の「がん保険Plus+」も保障が一通り揃う定番のもので、ネクスティア生命の商品よりも、診断給付金は複数回出る、がん手術給付金が多いなど、少し保障が厚くなっているものと位置づけられます。 4つ目に挙げたカーディフ生命の商品は、銀行の窓口販売用の商品で、イオン銀行や新生銀行などで取り扱っているものです。診断給付金のみの保障ですが、その診断給付金が300万円または500万円なので、入院給付金や手術給付金に代わるものとして考えることができるでしょう。 シンプルでわかりやすいのですが、女性専用ということで、残念ながら男性には利用していただけません。 定期型を選ぶメリットと注意点医療保険やがん保険は、保険で備えずとも、貯蓄が十分であれば保険は不要と考えることができます。医療分として取っておける貯蓄ができるまでは保険で備えるという使い方であれば、定期型はもってこいです。また、特にがん治療の分野は技術も日進月歩で、10年後、20年後の予想がつきません。今良いと思った商品も、環境の変化によっては見合わないものになる可能性もあります。 健康状態にもよりますが、その時々の状況に合わせて、いざというときに役立つ商品に変えていくというのも必要でしょう。終身型でも見直しはできますが、定期型だと見直す機会を作りやすいでしょう。 ただし、注意点もあります。定期型であっても、80歳まで、100歳までなど自動更新が可能なので長く続けることもできます。更新時には保険料がアップするので、更新することを前提に選ぶ場合には、将来の保険料も確認しておきましょう。 2013年3月 ファイナンシャルプランナー 1級ファイナンシャルプランニング技能士 高田晶子 マネーライフナビ | |||
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