注目商品 賢者の備え(アクサ生命) by 田辺南香(28)
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介護終身保険 「賢者の備え」･･･アクサ生命
06年10月の介護保険制度の改定で、介護施設での食事代や宿泊費といったコストが自己負担になりました。さらに今後は高齢化が進み、介護保険制度の財源不足から介護が必要になった時の自己負担がますます増えることが予想されます。そのような折、アクサ生命から08年7月に介護終身保険「賢者の備え」が発売になりました。
■介護保険の給付要件
民間の介護保険でも、公的介護保険と認定の条件を揃える商品が多くなっていいます。あくまでも保険会社独自の判定基準を持ちながらも、｢要介護○程度に相当｣などと公表しているものから、完全に公的介護保険に連動するものまで、介護保険は保険料だけでなく、どのような状態になった時に給付を受けられるのか、チェックしておきたいポイントです。
アクサ生命「賢者の備え」
富国生命「安心ケア」
損保ジャパン「介護のちから」
■保険料
保険料は一定年齢までの月払い以外にも、一時払いも選択できます。一時払いの方が当然保険料の総額は少なくなります。
終身保険の中でも、将来に介護年金や年金、健康状態にかかわらず医療保障にもコースを変更できるアフラックのWAYS（低解約返戻金型終身保険）と比較してみます。
月払いの保険料および、払込満了後の解約返戻金から見た貯蓄性ではWAYSに軍配が上がりますが、WAYSは保険料払込期間中の解約返戻金を約70％に抑えており、払込満了前に解約すると解約返戻金は少なくなります。
また、介護年金コースを希望した場合、当初の保険金額よりも受け取れる金額はダウンします。一方、｢賢者の備え｣では、加入当初から常に死亡時と同額の”介護保険金”が支払われるため、どちらの保険料が安いとは一概には言えません。
｢賢者の備え｣は、一生涯にわたる介護保障や死亡・高度障害保障、解約払戻金を活用した資産形成など、さまざまな資金ニーズに対して“選択肢が多い”保険といえるでしょう。
■年金としての活用
｢賢者の備え｣は将来そのまま介護や死亡時の保障として持ち続ける以外に、期間や年齢の条件*2)を満たせば、解約払戻金の全額または一部を年金として受取ることも可能です。
（*2）契約から10年以上（一時払いは5年）経過後、かつ被保険者の年齢が55〜80歳の場合
年金の種類も
- 10年保証期間付終身年金（定額型・逓増型）
- 5･10･15･20年確定年金
から選ぶことができます。また、まとまった資金が必要になれば、解約して解約返戻金を受取ることもできます。年金の受取額の例は、以下の通りです。
■健康にも、介護にも備える
とかく｢介護はお金だ｣とも言われます。たとえ家族がいて、介護・介助ができたとしてもその力には限界があり、また家族の精神的・体力的な負担が大きいため、なるべくならば専門家の力を借りたい。それにはお金がかかるというのが現状です。その為にも、貯蓄や保険で備える必要があります。
とはいえ｢自分が介護状態になるかわからない。老後の生活費も不安だ｣「掛け捨てはいや」という人には、このように将来年金としても受け取れる介護終身保険は向いていると言えます。
解約返戻金が貯まった時に健康であれば、また死亡保険金を遺す必要がないシングルの方などは、年金に移行して老後資金として活用するのも一法です。
ただし、その時には雑所得として税金がかかったり、公的年金なども受給している場合は収入が多くなり、医療費負担なども増える可能性があることを承知の上で判断する必要があります。
※試算協力：アクサ生命、アフラック代理店（株）武田ライフ
2008年8月31日現在
by 田辺南香（株）プラチナ・コンシェルジュ（東京都港区）
 注目商品 賢者の備え(アクサ生命) by 田辺南香(28)
「賢者の備え」アクサ生命
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この情報は公開情報と独自調査によります。発売元保険会社のパンフレットや約款等によりご確認ください。
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