生命保険の無料相談サービス
生命保険の相談相手の選び方
「生命保険もネットで」……で大丈夫? 自動車保険はネットで問題なく契約できます。どのくらいの補償で予算がいくらぐらい…。ネットで見積りネットで契約。海外旅行傷害保険も同様です。ネットで見積りネットで契約。
しかし自動車保険のつもりで「生命保険もネットで」と思うと、簡単にいきません。
自動車保険や海外旅行傷害保険はリスクと予想損害額が明確だから簡単に決められるのです。生命保険ではまずリスクから考えないといけないからです。
生命保険は長期間のリスクを考えないといけないし、そのリスクが人によって大きく違い、よくわからないのです。
自分の生活スタイル、家族構成、生き方その他、ライフプランをじっくり聞いてもらってから、その人のライフプランをじっくりと組み合わせ必要な保障を検討し保険設計をしないといけません。生命保険はフェイス・トゥ・フェイスで相談・コンサルティングが必要な商品なのです。
だからといってちゃんとした生命保険の相談相手やファイナンシャルプランナー(FP)は身近にいません。
知り合いに生命保険の営業をしている人がいるからといって、その人がしっかりとしたプランを作成してくれるひとなのかは分かりません。
「誰に相談するか」を決めかねる方も多いようです。無料相談をしてくれる保険プロやファイナンシャルプランナー(FP)を紹介してもらえるサービスがあります。
ファイナンシャルプランナー(FP)による保険の無料相談サービス会社です。ニーズがあるためでしょうか、随分会社数が増えています。
依頼すると近隣で一定の基準を満たした適切なFPを紹介してくれてそのファイナンシャルプランナー(FP)が、自宅や近くの喫茶店等に来てくれて、相談に乗ってくれるというものです。
生命保険のFP無料相談サービスの流れ 一般的には次のような流れになっています。
(1)生命保険の無料相談サービス会社のホームページから必要事項を記入して「生命保険の無料相談」を申し込みします。
住所氏名や性別と誕生日、それに家族の状況等です。連絡を受けるのはメールがいいか電話がいいか等が問われます。
なお性別と生年月日は生命保険の設計について必要な情報ですので確り記載して下さい。申し込みそのものはネット上で数分で終わるようなものです。 | |
(2)無料相談サービス会社からメールまたは電話で確認が入ります。そこで保険相談の日時と場所、また「相続に強い人がいい」等の希望を伝えます。(会社からではなく直接に担当することとなるファイナンシャルプランナー(FP)から連絡が入る無料相談サービス会社もあるようです)
希望の日程をいくつか伝えることになります。すると担当のFPが誰になったといった連絡が入ります。 | |
(3)無料相談サービス会社が適切なファイナンシャルプランナー(FP)に連絡をとります。ファイナンシャルプランナー(FP)は一定の経験や扱える保険会社の数等の基準を満たしているのが普通です。
(4)そのファイナンシャルプランナー(FP)から日程や場所のメールまたは電話で確認が入ります。
(5)約束の日程や場所にファイナンシャルプランナー(FP)が来てくれてライフプランと生命保険の無料相談となります。
用意が必要なのは今入っている生命保険の証券です。契約時に受け取っている保険設計書もあれば一緒に用意しておきましよう。この生命保険契約は分析してもらわないといけません。その保険を続けるのか切りかえるのかは大きなポイントになります。
また健康診断書や人間ドックの結果などがあれば用意しておきましょう。禁煙だったり健康だと健康体割引等もありますし、逆に高血圧その他の場合にどの保険に入れるのかを判断しないといけないこともあります。
家族の場合には夫婦で面談することをお勧めします。そこで様々な意見がでていい生命保険の見直しができるようになります。
なお相談の時間は長くとりましょう。家族ならこれからの家族としてのライフプランや人生計画をヒアリングしますから、普通なら30分や1時間では終わりません。2時間程度は必要です。
詳細は…ライフプランで生命保険設計すると
単身者等でプランが単純な場合には初回の面談で提案になることもありますが、最初の面談はヒアリングだけで終わることも多いようです。
二回目の面談で生命保険プランの提案となることが多いでしょう。その時は是非とも夫婦で説明を聞くようにしましょう。この結果をじっくり検討して契約するかどうか決定しましょう。。 | |
(6)あくまでも無料相談です。そのまま保険契約になることもありますが、ピンと来なければ相談だけで終わらせてもOKです。
(7)しつこく勧誘されたりしたときのために無料相談サービス会社がサポートデスク等を用意しています。「人を替えて下さい」「しつこいので困っています」と連絡すれば、それ以上の接触はありません。
ポイントは無料で相談に対応してもらえるということです。
「本当に無料なんでしょうか」「何で無料なんでしょうか」と問われます。
「無料相談」というから本当に「無料相談」です。最終的にはファイナンシャルプランナー(FP)から保険商品の提案があるでしょうが、気に入らなければ契約する必要は全くありません。
また無料相談サービスでは、そのFPからしつこい勧誘等あったなら、その無料相談サービス会社の窓口に連絡すれば止めてもらえる、というシステムが用意されています。
ではFPはボランティアなのでしょうか。
FPはボランティアではありません。
最終的に生命保険の販売手数料が収入になります。
ただし、ちゃんと自分はお客様のライフプランを検討し、お客様に真っ当な提案をできる。お客様に納得いただける提案ができる。だから、お客様に納得してもらい、その結果といて提案内容の生命保険の契約をいただける、という自信があるからこそ、無料相談を引き受けているのです。
相談を受け納得される提案能力があると自信があるFPだと思っていいでしょう。
販売報酬の一例 この無料相談はコンサルティング営業といわれる世界です。
そこでは、お客様と同じ視点を持ち、お客様の課題を発見し、お客様の利益を最優先させる。そうすると最終的に自分にも利益をもたらす…ということになります。商品を販売するのが目的でなく、お客さまの問題解決をしたら結果的に保険に入っていただくというやり方です。
その手法が前提となってこの生命保険の無料相談サービスが成立しています。特にこの無料相談サービスの場合にはサポートデスク等での苦情受け付けや後のアンケート等もあります。顧客に「儲かる商品を売りつけよう」としてもちっょとしたことでお客様に見破られてしまいますし、そのような営業をしているプロは長続きしません。
そんな背景でのファイナンシャルプランナー(FP)と無料相談できるのか生命保険の無料相談サービスです。
わすれないように…。
あくまでも生命保険についての「無料相談」だということ。
「保険契約を依頼するのでなく無料相談」だけだということ。
「いい担当者で、いい提案」ならば、契約することも考えるということ。
相性が悪かったら堂々と断ること。
もちろん「無料相談」とはいってもそれは建て前です。
相談を受ける側の本音は「契約をいただきたい」のが当然です。時間と手間をかけるのだし、ビジネスですから当然です。それは分かってあげましょう。
逆に、その本音があるからこそ、相談相手に対して納得してもらえるいい提案をする努力とアドバイスをしてくれます。遠慮なく尋ねて遠慮なく質問しましよう。
「なんでこの保険何ですか?」「もっと安くできないのですか?」。レベルの高いFPであればそのような質問を歓迎するはずです。その質問があればこそ相談相手のことを深く理解できるようになり、相談相手にピッタリ適合する保険設計が可能になるからです。
そして相談相手から信頼感をえるチャンスにもなり、その積み重ねで相談相手を自分のファンにすることが可能になります。
そして「信頼できるいい担当者で、納得できるいい保険提案だった」とスムーズに保険契約までたどり着いたり、そのFPのファンになることができれば、それはあなたにとってとても幸せなことです。
その担当者がシツコイとかで、「この担当者いやだ」と思ったら、各システムの運用元に「この担当者にもう会いたくない。終わりにして欲しい。(あるいは)、人を変えて欲しい。」と堂々と連絡しましょう。制度として制度化されていますので断りやすいはずです。
生命保険の無料相談での相談相手を見つけるには
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