勝手に生命保険検定その2解答と解説byしごとにん(70)
7417 損保ジャパンひまわり生命
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「勝手に生命保険検定 その2」 出題…勝手に「生命保険検定 その2」
一部でご好評いただいております「生命保険検定」ですが、今回の「その2」の解答を解説付きでまとめました。 マニアックなものでなく、事例に該当する方にとっては役立つ内容となっております。
解答と解説
1.同じ条件(性別、年齢、保障期間、保障額、支払い期間)において、保険料が低い順に並べなさい。
- 利率変動終身保険
- 変額終身保険
- 無配当終身保険
- 有配当終身保険
答 え B、A、C、D
解 説 ソニー生命で見てみると、予定利率は変額終身保険3.5%、利率変動終身保険が2.0%となり、その他ほとんどの保険会社における有配当、無配当の予定利率は1.65%です。
予定利率から1位が変額終身、2位が利率変動終身となります。
3位争いですが、外資系に多い無配当が分少々保険料は安くなりますので3位となり、国内系に多い有配当が最下位となりますが、東京海上日動あんしん生命の「長割り終身」など有配当です が、支払期間中の解約返戻率を抑制して保険料を抑えているものもあります。
今回の設問は同じ条件下ですので、上記のような順位となります。
2.1年更新の定期保険において「見直せば213万円の節約」という宣伝コピーがありましたが、何に対して「213万円の節約」なのか答えなさい。
- 同社の同商品で同じ保障額を長期間見直さず継続した場合との比較
- 他社の収入保障タイプとの比較
- 他社の全期型タイプとの比較
答 え A
解 説 同じ保障額で更新すると保険料がアップし、10年程度続けると一番割高となる同社内の1年更新が節約の対象です。
具体的に金額はこの「見直さない=¥5,199,948」と「見直す=¥3,069,516」の差額が「¥2,130,432の節約」というわけです。
つまり毎年保険料が上がっていく1年更新の同社の保険を見直し(減額)しないで、保険料のアップを30歳から30年間甘受し継続することと比較しています。
そんなことあり得ると思いますか?
詳細は次をご覧いたければと思います。 http://www.hoken-erabi.net/seihoshohin/goods/7383.htm
現在はもうこの宣伝はないようですが、あまりにお手盛りの「当社比」だと思います。
他社で合理的に考えれば、加入即216万円の節約(1年更新と比較して)となり、見直しでそこから更に節約することが可能です。
1年更新の生命保険は1年〜3年以内に被保険者が亡くなった場合だけ、結果論として合理的な保障と言えます。
つまり、それ以外のほとんどのケースで合理的でなくコスト高になります。
3.1年以上タバコを吸っていない恰幅がいい男性に、定期保険を提案する場合、一番お勧めできる保険会社はどれか答えなさい。
- 東京海上日動あんしん生命
- ソニー生命
- オリックス生命
- 損保ジャパンひまわり生命
答 え B
解 説 まずは非喫煙で割引がある保険会社であるか選別すると、ソニー生命とひまわり生命が残ります。 さらに問題なのは被保険者が「恰幅がいい男性」となっていますので、少々メタボ気味なところです。
どの程度なのかによりますが、ひまわり生命の場合、非喫煙健康体割引の条件としてBMIの数値や血圧の数値などが一定範囲内でないと適応されません。
従って、面接士のみの診査は不可で、社医または嘱託医による診査か1年以内の健康診断証の提出が必要となります。
そうなると少々メタボ気味の方であると、※BMIで引っ掛かってしまう可能性が大きいことと健康診断にて何か不健康な要素が出てくると、保障は引き受けてもらっても割引が効かない可能性が極めて高くなります。
ソニー生命がノーガードというわけではありませんが、初めからBMIの数値を問われることはなく、面接士のコチニン検査(喫煙しているかの検査)でもOKなので、多少メタボでも1年以上喫煙していなければ割引を受けられる可能性が大きくなります。
※BMI:体重(kg)÷(身長(m)×身長(m)) 体重を身長の2乗で割った数値で22.0が標準
4.「10年更新の定期保険は、更新ごとに保障を減額すれば合理的」という意見がありますが、その問題点について間違っているものはどれか答えなさい。
- 被保険者の健康状態により更新できない
- 付加している特約(医療、介護、三大疾病など)を保障の減額に伴い、減額または消滅させなければならないケースがある
- 更新時、保険料がどのぐらいアップするのを提示しないケースが多い
答 え A
解 説 基本的に更新型は健康状態の関わらず更新できます。
ただ増額をする場合は告知または診査が必要となります。
更新型の問題点は多々ありますが、根本的な問題点は約款にもパンフレットにも書いていない「社内規定」による極めてわかりにくく、さらに流動的なルールです。
Bに示したようなケースで、「死亡保障が○○万円以上でなければ△△の特約は付加できない」といったようなことが無数にあり、募集人もすべてを把握しているわけではありません。
大手国内生保における「魅力的に見えてしまう特約」を目当てに、営業職員の言われるまま10年更新の保険に加入しても10年後の更新時に「魅力的に見えてしまう特約」が維持できないケースがあり得るのです。
5.大手国内生保の契約を解約する場合、ほとんどが郵送では受け付ず、窓口対応となっているが、その際の留意点で間違っているものはどれか答えなさい。
- 解約を受け付ける拠点は営業しているが、解約の受付時間は15時までなど制限があるケースが多いので注意する
- 強力な「解約防止」があることを覚悟する
- 解約はいかなる場合も、契約者本人でないと受け付けないので注意する
答 え C
解 説 委任状を使えば、ご主人が契約者でも奥様が代理で解約をすることができます。
但し、委任状の書式やその他必要書類などきちんと揃えないと二度手間になってしまうので、事前に確認して下さい。
Cの強力な「解約防止」のケースでは、契約者本人が書類を完璧に揃えて、代替の保険契約が成立したにもかかわらず、門前払いされた悪質なケースが実際にありました。
このときは、その最大手国内生保の担当者を通してクレームを入れて、そのお客様のご自宅を訪問させて(もちろん菓子折り付き)で解約の手続きをしてもらいました。
事例として考える 専門家になるわけではないので、こんな知識は必要ない、と思われた方がいらっしゃると思います。
ごもっともだと思います。
しかし、それはきちんとした専門家が身近にいることが大前提です。
例えば、自動車保険や火災保険で世話になっている損保ジャパンの代理店さんに生命保険の相談をしたとしましょう。
今回の設問3のようなケースを想定して下さい。
少々メタボであるが禁煙暦2年のあなたは非喫煙健康割引で生命保険に加入でいきるのであれば、とその代理店さんに相談したとします。
しかし、残念ながら非喫煙健康割引は適用されず、通常料金での加入となりますが、健康診断書に余計な細かいことが書いてあり逆に条件付(保険料割り増し、または部位不担保など)がついてしまうことも考えられます。
代理店さんはソニー生命の診査条件は知りませんし、知っていても教えません。
あなたは本来受けられずはずの非喫煙割引を受けられず、割高の保険料を何年も支払い続けることになるのです。
こんなケースを回避するには自分で情報を得るか、情報を得る手段を知っておくしかありません。
2009年10月 BY しごとにん
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この情報は公開情報と独自調査によります。発売元保険会社のパンフレットや約款等によりご確認ください。
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