注目商品 スマートビジョン(ＩＮＧ生命) byしごとにん(91)
7493 アイエヌジー生命
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終身医療保険の保険料負担ゼロ！？
２０１１年２月にＩＮＧ生命保険から一時払い終身医療保険の「スマートビジョン」が発売されました。
数百万円を一時払いして一生涯の医療保障を確保し、死亡した際は支払った金額がそのまま保険金となるものです。
メットライフ・アリコ（旧アリコ・ジャパン）にも一時払い終身医療保険「プライムロード」が従来からありますので、その比較をしてみたいと思います。
一時払い終身医療保険の比較
約３００万円保険会社に預けて、亡くなるまでの入院保障は負担なしで確保し、亡くなった場合は支払った金額が保険金として戻ってくる、という内容です。
数百万円の余裕資金があれば、選択肢として充分ありだと思います。
ただし、飽くまで医療保険ですので健康状態によっては加入に制限があります。
「余裕資金があれば」と前記しましたが、加入したときは余裕があったが、何年かするとそうでなくなるかもしれませんね。
今回ご紹介するＩＮＧ生命の「プライムロード」においては、加入後１０年間は解約した際に支払った金額の８０％の返戻金ですが、１０年を過ぎると全額戻ってきます。
（メットライフ・アリコの解約返戻金は終始８０％）
いざ、という時の「契約者貸付」はＩＮＧ生命が支払額の９０％、メットライフ・アリコは７０％です。
ここまで見ると断然ＩＮＧ生命が有利ですが、入院保障については入院日額においてもメットライフ・アリコが優位であり、手術給付金もあります。
絶対に死ぬまで解約しない自信があればメットライフ・アリコが合理的かもしれません。
相続対策として
今回の税制改正で、生命保険金の控除額が法定相続人当たり５００万円から３００万円に削減され、さらに被相続人と同居であることが条件となりましたが、今回の「一時払い終身医療保険」はひとつの相続対策として使えるかもしれません。
ただ単に現金として３００万円が相続財産であれば、他と合算などして相続税の対象となるかもしれませんが、３００万円を一時払いの保険料として保険会社に支払い、「被保険者＝被相続人」が死亡の際、同額を保険金として同居の法定相続人が受け取れば控除枠内ですので非課税です。
（その上、「被保険者＝被相続人」の加入から死亡までの医療保険が確保できる）
また、少々ウラ技っぽくなりますが、「契約者（保険料負担者）」を「被保険者＝被相続人」ではなく「受取人＝同居の法定相続人」にすれば相続税の対象にならず所得税対象になりますが非課税です。
所得税は「保険金−支払った保険料」から５０万円を差し引いた金額の半分に課税されますので、このケースでは「保険金＝支払った保険料」となり差額は０ですので非課税になります。
ただし、これを実行するには「受取人＝同居の法定相続人」が保険料を負担できなくてなりませんので、実際には生前贈与が必要となるでしょう。
年間の贈与税の非課税枠である１１０万円を使うなど工夫が必要となりますので、詳しくは税理士さんに相談してみて下さい。
まとめ
今回ご紹介したケースは一時払い保険料が３００万円のケースですが、タネ銭があればもっと大きな金額を保険会社に支払い、もっと充実した医療保険を得ることも可能です。
積み立てた現金で医療費を賄うと当然現金は目減りしますが、一時払い終身医療保険を活用して給付金をもらっても保険金は目減りしないのが魅力ですが、飽くまで「余裕資金」があることが大前提でご検討下さい。
 注目商品 スマートビジョン(ＩＮＧ生命) 終身医療保険の保険料負担ゼロ！？
「スマートビジョン」アイエヌジー生命
医療保険
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この情報は公開情報と独自調査によります。発売元保険会社のパンフレットや約款等によりご確認ください。
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