Q&A200706 少額短期保険業者の商品ってどんな内容?
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少額短期保険業者の商品ってどんな内容?少額短期保険業者については、bird管理人さんのコラムにもありますが、平成19年6月末現在で、3社が登録をし、一般向けにサービスを提供しています。今回はその特徴を整理してみましょう。少額短期保険業者と保険会社そもそも「少額短期保険業者」の条件、「少額」・「短期」とは? 「保険会社」とは別に、登録制として認められる「少額短期保険業者」は、少額・短期の保障事業を一定規模の範囲内で行う会社とされています。従来の監督官庁のない共済は、平成20年3月までに、保険会社として登録するか、「少額短期保険業者」として登録することが求められています。
この「少額短期保険業者」の登録要件は以下のとおりです。
【最低資本金等】 ・資本金 1000万円(経過措置の適用がある場合、施行日から7年間 500万円) ・年間収受保険料 50億円以下(超える場合は、保険会社の免許取得が必要)
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【少額】とは… 1人の被保険者について、次の区分の範囲内であり、かつ、総額1000万円以下。 なお、保険事故発生率の低い個人賠償保険は別枠で1000万円以下。 1人の保険契約者に係る被保険者は100人以下であること。
| <区分ごとの上限> 1.疾病による重度障害・死亡 300万円 2.疾病・障害による入院給付金等 80万円 3.傷害による重度傷害・死亡 600万円 4.損害保険 1000万円
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【短期】とは… 取り扱いできる商品の保険期間の限度が以下。 ・生命保険・医療保険は1年間 ・損害保険は2年間
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【最低資本金等】・資本金 1000万円(経過措置の適用がある場合、施行日から7年間 500万円) ・年間収受保険料 50億円以下(超える場合は、保険会社の免許取得が必要)
【少額】とは… 1人の被保険者について、次の区分の範囲内であり、かつ、総額1000万円以下。 なお、保険事故発生率の低い個人賠償保険は別枠で1000万円以下。 1人の保険契約者に係る被保険者は100人以下であること。 <区分ごとの上限>
- 疾病による重度障害・死亡 300万円
- 疾病・障害による入院給付金等 80万円
- 傷害による重度傷害・死亡 600万円
- 損害保険 1000万円
【短期】とは… 取り扱いできる商品の保険期間の限度が以下。・生命保険・医療保険は1年間・損害保険は2年間
少額短期保険業を行う事業者は、上記の基準を満たした上で、本部等の所在する財務局で登録を受ける必要があります。そして、業務内容については、保険契約者等の保護のために、事業開始にあたって一定の保証金の供託や、責任準備金、資産運用、少額短期保険の募集人登録、情報開示などで保険業法に基づく規制が適用されることになっています。
平成19年6月現在、登録は3社 現在のところ、「少額短期保険業者」として登録しているのは、以下の3社です(登録順)。
- 日本震災パートナーズ梶c既存の地震保険ではカバーできない震災後の生活再建費用を補償する商品を提供。
- ペット&ファミリー少額短期保険梶cペット保険を提供。
- エクセルエイド梶c糖尿病有病者向け医療保険・定期保険を提供。
その他、以下のように現在準備を進めているところもあります。
- 三菱商事が「少額短期保険事業」参入のため準備会社(MC少額短期準備株式会社)を設立…個人の日常生活に関わる商品開発と、顧客企業等と連携し会員向けの保険商品の共同企画、契約社員・パート社員等を抱える企業の福利厚生商品などを提案予定。
- 宅建ファミリー共済会…宅建協会会員が管理・仲介などをした賃貸物件の入居者・テナントの方の家財、什器・備品などを保障する家財共済を提供中。「少額短期保険業者」登録を予定。
- 日本共済株式会社…あんしんファミリー共済、テナント共済(住宅と店舗の補償)を提供中。現在は「特定保険事業者」として届出済み、平成20年4月以降も引き続き事業を継続すべく「少額短期保険業者」としての登録を平成20年3月までに行う予定。
- ヒューマンエイド株式会社…「少額短期保険業者」として金融庁へ登録手続き中。従来の「女性限定離婚後生活自立支援制度 クイーン・エイド」の販売は休止し、登録後は「離婚保険」という形でサービスを提供予定。
オリジナリティあふれ、興味深いが、注意点は…? 以上のように「少額短期保険業者」の商品は、生保・損保を問わず、シンプルでかつオリジナリティあふれる内容で、短期更新型なので比較的割安な価格で登場していると思います。しかし、保険期間と保障額に制限があるので、どこまでニーズに十分対応しきれるか正直気になっています。
また、注意点としては、万一の保険事業者の破綻に関して、公的な保護制度はなく、代わりに保証金の供託制度で対応することになります。その金額は事業規模に応じて、上乗せなどがあるそうですが、十分かどうかを外から判断することは難しいと思います。とりあえず確認できることとしては、今後公表される決算書類をみて、責任準備金が積まれていることなどを確認していくことも安心を買うために必要なことだと思います。
2007年6月 マネーカウンセリングネットWealth ファイナンシャル・プランナー(CFPR)吹田朝子
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マネーカウンセリングネット「Wealth」 |
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この情報は公開情報と独自調査によります。発売元保険会社のパンフレットや約款等によりご確認ください。
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