注目商品 アフラック「ちゃんと応える医療保険ＥＶＥＲ」
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注目商品 アフラック「ちゃんと応える医療保険ＥＶＥＲ」への Hoken-Erabi.net の独断解説…9851
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アフラック「ちゃんと応える医療保険ＥＶＥＲ」
今回は、2013年9月に改訂された、アフラックの「ちゃんと応える医療保険ＥＶＥＲ」を取り上げます。
●保障強化と保険料ダウン
アフラックは「新ＥＶＥＲ」を改定する形で、新商品を発売しました。説明会で伺った改定のポイントとしては次の3点。
１・保障の強化
「平均在院日数」は平成11年に27.2日だったものが、23年には17.9日までダウン。こうした入院期間の短期化に合わせて、入院保障を1日目から5日目までは一律5日分を保障する形に変更されました。
また、入院の短期化の影響や治療の一部が外来（通院）で対応できる環境が整ってきたこともあり、通院特約を付加した「通院保障ありタイプ」が設けられました。この通院保障は、入院日額の6割の日額で、入院前60日以内、退院後120日以内の通院を保障します（最高30日まで）。
さらに、入院期間が短期化する一方で、三大疾病（がん・急性心筋梗塞・脳卒中）は治療費が高額になりやすいのは変わらないため、一時金方式で、しかももらいやすい「三大疾病入院一時金特約」が設けられました（入院給付金日額の100倍が上限）。「もらいやすい」というのは、がんだけでなく、急性心筋梗塞や脳卒中でも入院した時点で一時金が支払われます。あくまでも特約なので、付加は任意になります。
２・女性専用商品
「ちゃんと応える医療保険ＥＶＥＲ」に女性特約を付加した女性専用商品「レディースＥＶＥＲ」が登場しました。女性疾病の場合には、入院給付日額が1日5000円アップします。女性は女性向け商品を選ぶ傾向があります。
３・保険料ダウン
医療保険の改定や価格の引き下げが各社で相次いでいますが、アフラックも保険料を引き下げてきました。「20代〜40代を中心に、競合他社のどこよりも安い保険料を実現した」と発表されました。
保険料を引き下げることができた理由としては、「10年にわたるＥＶＥＲシリーズの実績(販売700万件、支払い130万件超)に基づく発生率データがあるため」とのこと。
●保障概要
ちゃんと応える医療保険ＥＶＥＲの保障概要は下表の通り。「通院ありプラン」と「通院なしプラン」があります。
保険料の払込期間で、60歳、65歳、終身払という選択は一般的ですが、「60歳半額」、「65歳半額」というものがあるのはユニーク。60歳ないしは65歳以降、保険料が半額にダウンするタイプです。
●保険料
険料については、通院ありプラン、なしプランを、1入院60日型、日額1万円、終身払い、先進医療特約付きで試算してみました。
7月に書かせていただいた終身医療保険の比較のコラムに、同条件の他社の商品がありますので、参照してください。
参照：終身型医療保険の比較
◇こんな人に向く
・医療保険で医療保障をカバーするニーズがある人
・通院保障をつけて医療保険に入りたい人
・ＥＶＥＲに入っていて、健康で乗り換えができ、かつ乗り換えを検討する人（新保険の責任開始日と同時に以前の契約を解約する「解約新規」が可能）
◇こんな人に向かない
・医療保険で医療保障をカバーするニーズがない人
◇注目度（＊あくまでも主観です）
☆☆☆☆
保障内容が少しずつ異なるので単純には比べられないものの、保険料が安い終身医療保険はほかにもあります。どこにこだわるかで選択する商品も異なることでしょう。低価格の終身医療保険の１つの選択肢としては存在感があります。
旧ＥＶＥＲシリーズの契約者の乗り換えに「解約新規」という扱いができる点も評価されます。
2013年9月30日現在
ファミリーリスクコンサルタント、ファイナンシャルプランナー 豊田眞弓
ＦＰラウンジ ばっくすてーじ
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この情報は公開情報と独自調査によります。発売元保険会社のパンフレットや約款等によりご確認ください。
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