生命保険の通販は本当に安いのか！？＃４ byしごとにん(6)
7119 オリックス生命
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「通販」シリーズは前回で終わろうと思い、最後にまとめてしまったのですが、この保険選びネットの管理人さんが、オリックスのダイレクト定期に加入されていると知り、気になったので検証しました。
同じ保険会社の中で・・
結論を先に言ってしまえば、今回も通販は必ずしも一番安いとは限らないということが、判明しました。
ただ、管理人さんが加入した当時は一番安かったと記憶しておりますが、現時点ではそうではないようです。
（実は私も数年前加入を検討しました）
| ３０歳 男性 死亡保障３０００万円 月保険料比較 | | | １０年定期 | ２０年定期 | ３０年定期 | | オリックス ダイレクト定期 | 5,100 | 6,750 | 9,720 | | オリックス ファインセーブ① | 4,920 | 6,240 | 8,070 | | きらめき 低解約定期② | 5,760 | 7,290 | 9,660 | | きらめき 定期（非喫・優・ＳＤ）③ | 4,800 | 6,240 | 8,850 | | ソニー 平準定期 （非喫煙）④ | 5,280 | 6,420 | 8,640 | | ソニー 平準定期 （標準）⑤ | 6,360 | 8,130 | 11,340 |
※①、②は解約返戻金なしタイプ
※③は非喫煙で優良体（ＢＭＩや血圧値などで選別）、さらにセーフティー
ドライバー（ＳＤ：ゴールド免許）であることが条件
※④、⑤の場合、終身保険の特約として付加した場合、表示より保険料が
が安くなる
加入年齢や性別により、多少のブレはあると思いますが、参考にしていただければ幸いです。
まず、至極単純に同じオリックス生命から出ている、「ファインセーブ」の方が、「ダイレクト定期」より保険料が安くなります。
「ファインセーブ」は解約返戻金がなく、「ダイレクト定期」は多少ではありますが、解約返戻金があるので、純粋な比較とはならないかもしれませんが、１０～２０年の定期保険で解約返戻金を期待するニーズは極めて少ないですし、定期保険など掛け捨ての保険に対する消費者の期待は、いかに保険料を抑えるか、だと思います。
以外な事実
ただ、今回いろいろな保険会社の設計書を打って、思わぬ伏兵（失礼）の登場に驚きました。
三井住友海上火災きらめき生命の定期保険です。
低解約型があるので、以前は注目をしていましたが、オリックスのファインセーブにはかないません。
しかし、きらめき生命の通常の定期保険には、恐らく業界唯一で、損保系ならではの自動車保険のような「ＳＤ割引」があり、非喫煙優良体まで加味した場合、１０年定期では一番安く、２０年定期ではファインセーブと同額になります。
（１０～２０年の定期保険では一番安くなる可能性が高い）
さらに、こちらは通常の定期保険ですので、解約返戻金はきちんとあるのです。
「定期保険で解約返戻金を期待するニーズは極めて少ない」と書きましたが、保険料が同じか少なくて解約返戻金があっても邪魔にはなりません。
デメリットとしては、診査などで少々手間がかかる点と、比較的きらめき生命は診査が厳しい点です。
しかし、逆に考えれば、煙草を過去１年以上吸っておらず、健康に自身があり、ゴールド免許皆伝であれば、多少の手間を惜しまず、三井住友きらめき生命を扱っている代理店に相談してみるのもいいのではないでしょうか。
煙草を吸うし、ＳＤではない一般の方はオリックスのファインセーブがオールマイティです。
また、ソニー生命についても、非喫煙で終身保険との組み合わせで更に保険料が安くなる場合もありますので、今回掲載しておりませんが検討対象になると思います。
まとめ
手間を掛けたくない、掛けられない人は通販、多少面倒でも長期間支払う保険加入について損をしたくない人は、良心的で各社の商品に精通した代理店などに相談して、手間をかけてもらって加入するのが合理的である、と繰り返しになりますが、今回も痛感した次第です。
2006年5月
 健康体割引・非喫煙者割引・優良運転手割引制度がある生命保険(定期保険)の比較
リスク細分化(健康体等)定期保険
オリックス生命 定期保険ファインセーブ
ファインセーブオリックス生命
低解約返戻金型定期保険の比較
定期保険（低解約返戻金型）(三井住友海上きらめき生命)
定期保険の保険料比較
簡易保険の定期保険保険料の民間との比較検討
主な通信販売用定期保険
インターネット通販商品の保険料比較
生命保険比較(大手生保主力商品・定期保険)
定期保険の比較
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この情報は公開情報と独自調査によります。発売元保険会社のパンフレットや約款等によりご確認ください。
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