「朝日生命(東京)の養老保険をめぐり、大阪府吹田市の男性(69)が「20年後の満期時に246万円を配当すると言われたのに、実際は7千円弱だった」として、全額支払いを求める訴訟を大阪地裁に近く起こす。同社は書類に『配当は変動する』と書いたと説明。男性は『口頭で説明すべきだった』と主張する。… 訴状によると、男性は91年、朝日生命の担当者から契約期間20年の養老保険を勧誘され、『満期時は保険金500万円と、会社の決算で生じた剰余金から割り当てられる配当金246万円が受け取れる』との提案書を示されたという。 男性は契約し、月約1万8千円の保険料をおさめ続けた。満期を4カ月後に控えた今年4月、同社に『配当は6845円』と言われた。」(朝日新聞2011.6.7.夕刊)