保険比較 保障重視こども保険3/3 by古川悦子(49)
7571 東京海上日動あんしん生命
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こども保険（保障重視型）の比較3/3
④ 保険料の比較
保険料については、2つの商品ともに、契約者は男女別・年齢別、被保険者は男女共通・年齢別により計算されます。＜表④＞で、「＆ＬＩＦＥこども保険」（三井住友海上あいおい生命）の方が保険料は高くなっているのは、こども医療特約の保険料（入院給付金日額5,000円の契約）を含んでいるからです。
＜表④＞からわかるように、被保険者の契約年齢が高くなる方が保険料も割高になります。
また、契約者は男性の方が保険料は割高となっています。これは、死亡率との関係もあると推測されます。
⑤ こども保険（保障重視型）に向いている方
教育資金だけでなく、死亡保障や医療保障も併せて備えておきたい方に向いています。今回取り上げた2つのこども保険は、保障内容に共通点があります。また、ともにシンプルでわかりやすい保障内容となっています。
2つの商品の違いは、保障重視の中でも、どの保障を重視しているかにあります。「こども保険」（東京海上日動あんしん生命）は、特に災害死亡の保障を、「＆ＬＩＦＥこども保険」（三井住友海上あいおい生命）は医療保障を重視しています。死亡保障、医療保障それぞれの必要保障額を把握し、その際、既に加入済みの保険を再度チェックしてみて、死亡保障、医療保障が必要以上に多くなっていないか確認することも必要です。
あとは、取扱内容において相違点があるので、それも含めて総合的に判断しましょう。そして、こども保険は、子ども（未成年）が保険契約の当事者（被保険者）となっているため、契約者が亡くなった場合の保険料払込免除や保険金・給付金の請求手続きを確認する必要があります。
一般的には、被保険者が未成年の間は、親権者が請求手続きを行います。ただ、個別対応となるため、詳細は商品を取り扱っている保険会社に問い合わせすることをお勧めします。
2012年2月
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この情報は公開情報と独自調査によります。発売元保険会社のパンフレットや約款等によりご確認ください。
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