注目商品201101 終身介護保障保険(ソニー生命)
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ソニー生命
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注目商品「終身介護保障保険(低解約返戻金型)」(ソニー生命) 介護については、実際にいくら準備すれば良いのか、その費用や長引くことに関する不安がよく聞かれます。介護状態で受け取れる民間の保険も、支払要件が複雑だったり、保険料が手頃でないなどで、なかなか浸透しているとはいえないでしょう。
今回、介護保障の商品としてはキャリアのあるソニー生命が、平成18年より販売している従来の「5年ごと利差配当付終身介護保障保険」と合わせて、保険料を抑えた「終身介護保障保険(低解約返戻金型)」を平成22年11月から販売開始したので、その特徴や従来との違いや選び方を以下、整理しました。
●従来の同社の「終身介護保障保険」との違いは、死亡保障・解約返戻金 従来の商品は、介護一時金や介護年金を受け取れるものですが、要介護状態にならずに死亡した場合の終身の死亡保障や解約返戻金と配当もある商品です。掛け捨てタイプの介護保険と比べると保険料が高めになるのがネックだったといえるでしょう。
しかし、今回の新商品は、介護一時金や介護年金は同じ保障内容のまま、死亡保障および解約返戻金を抑え、配当をなくすことにより保険料を抑えたのが大きな違いといえます。
なお、保険料の終身払を選択した場合、死亡保険金と解約返戻金はありません。短期払(60歳払、65歳払など)の場合、死亡給付金は基本介護年金額と同額で、介護一時金が支払われた場合はなくなります。また、解約返戻金は保険料の払込終了後に基本介護年金額と同額になります。
●他社の介護保障保険と比較しての「終身介護保障保険(低解約返戻金型)」の特徴 以下、一般の介護保障保険と比較しての特徴をみてみましょう。
1.要介護2以上で介護一時金と一生涯の介護年金が受け取れる 「終身介護保障保険(低解約返戻金型)」の主契約は介護年金と介護一時金で、その支払要件は、被保険者が「公的介護保険制度により要介護2以上」と認定されたときで、比較的シンプルです。介護年金は、要介護2以上が続く限り、毎年、生涯にわたり受け取れ、介護一時金は、その介護年金額と同額で受け取りは一回のみです。
なお、加入できるのは20歳以上なので、公的介護保険制度では老化を原因とするために要介護と認定されないような満65歳未満でも、所定の要介護状態に該当すれば介護一時金と介護年金を受け取れます。
2.介護一時金は特約で増額可能 介護状態(要介護2以上)になった際の一時金をもっと多くしたいと思う場合には、介護一時金特約を付加し、一時金の額だけを増やすことができます。特約介護一時金を受け取れる要件は主契約と同じです。自宅のリフォームや介護器具の購入、あるいは施設の入居金など一時的な費用への利用が考えられます。
●民間の介護保険の支払条件について 民間の介護保険や介護特約では、主に@公的介護保険制度に連動して受け取れる、A日常生活の動作で介護が必要なときに受け取れる、B認知症と診断されて見当識障害などが見られるときに受け取れる、といったタイプがあります。
支払要件は給付の種類によっても異なり、AとBや@ABの組合せとなっている商品が多く、利用する私たちにとって、要件が複雑でわかりにくいという声が多くあります。
また、@のタイプでは、まとまった金額の介護一時金や介護年金で公的介護保険制度の「要介護3以上」という支払要件の商品が多いようですが、ソニー生命の商品は、従来のものも新商品も介護一時金・年金ともに「要介護2以上」を支払要件としており、比較的保障範囲が広く、シンプルでわかりやすいといえます。
●毎月の保険料は? 現行と比較して、新商品の毎月保険料は以下のような水準です。
新商品の保険料は、現行商品に対して5割から8割程度に軽減されているようです。ただし、解約返戻金と死亡給付金が大きく圧縮された割には、特に女性のほうが現行商品との保険料の差が少なく感じます。
また、支払要件が異なるため他社との単純な比較は難しいですが、例えば掛け捨てタイプのアフラックの商品は、介護一時金10万円、介護年金48万円の保障は、終身払で男性50歳4,896円、女性50歳7,776円なので、保障内容を加味すると「終身介護保障保険(低解約返戻金型)」は、リーズナブルな水準といえるでしょう。
なお、特約で付けられる介護一時金の保険料は、払込期間が60歳でも終身でも、比較的割安な水準なので、バリアフリー化などのコストに備えて、無理のない範囲で増額するプランも考えやすいでしょう。
●保険商品格付け ☆☆☆☆
冒頭にも書きましたが、介護は長びくことで負担が膨らむリスクと、自宅改装や施設入居に伴う一時的な費用のリスクが一番の不安事でしょう。この保険では、両方の補てんが可能で、特約を付加することで一時金の額を増やせる柔軟性が大きな魅力だと思います。
また、支払要件がシンプルでわかりやすいのも長期間の契約上、重要なポイントです。総じて、比較的使い勝手の良い介護保険といえそうですが、1点気になるのは、やはり保険料負担。従来より保険料負担を抑えたとは言え、掛け捨てに近いので、気軽に負担できる金額とは言い難いでしょう。リスクに対する貯蓄と保険のバランスを考え、しっかりコンサルティングを受けながら選ぶことが重要といえそうです
★こんな人に向いている! 掛け捨てでも、シンプルかつリーズナブルな負担で、一生涯の介護保障を受けたい人。ある程度の貯蓄と並行して2本立てにし、保険に貯蓄性を求めなくていい人が向いているでしょう。特に男性は保険料が抑えられていることから有力な選択肢になります。また、終身の死亡保障の保険にすでに加入している方は、保障の重複を避けることも可能です。
★こんな人は慎重に 貯蓄があって介護に備えられる方は、あえて加入する必要はないでしょう。また、掛け捨てを好まない方、特に女性の保険料は男性に比べ高いため、継続して販売されている現行商品などとも比較して検討することが必要でしょう。
(2010年12月現在)
吹田朝子 ファイナンシャル・プランナー・1級ファイナンシャルプランニング技能士 STコンサルティング有限会社 住宅ローン|保険|家計相談|心もマネーもWealthな人生
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医療保険比較の○
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マネーカウンセリングネット「Wealth」 |
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この情報は公開情報と独自調査によります。発売元保険会社のパンフレットや約款等によりご確認ください。
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