最新のがん保険 Days・がん治療支援比較 byしごとにん(92)
7496 アメリカンファミリー
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最新のがん保険事情 Days・がん治療支援比較 アフラックからがん保険の新商品「生きるためのがん保険 Days」がこの3月に発売されました。 奇しくも3月11日の震災後、将来の発がん性が高まるとされる放射性物質の漏えいが大問題というタイミングとなりましたが、これは偶然でしょう。
東京海上日動あんしん生命の「がん治療支援保険」に真っ向から対抗するコンセプトとなっており、「がん保険の元祖」として意地を見せての発売と感じます。
商品概要としてはフルサポート、スタンダード、ベースの3つのタイプがあり、それに特約を付加できるようになっています。
「Days概要」
「Days保険料」
他社の"がん再発でも診断給付金が2年経過後であれば何度でも出ます"に対抗してフルサポートフランにて"がんにならなくても「2年目から5年目まで20万円×4年間」の給付"がある「生活サポート」と"5年後の再発"に備える「再発・長期治療(診断給付金と同額支給)」が登場しています。 この部分はこれまでのがん保険に比べてかなり厚みが増しています。
がんと診断されると、通常の診断給付金や入院、通院、その他の給付がある上に、再発しなくても診断2年目から4年間にトータル80万円(20万×4年)が確定するわけです。 さらに診断されてから5年目以降再発の場合は、100万円が給付されます。
今までのがん保険のベーシックなタイプとして「診断給付金100万円、入院無制限で日額1万円、手術10〜40万円」が主流でしたが、今回の「Days」のベースタイプは「診断給付金100万円、入院日額1万円、通院1回1万円(往診含む)で無制限で手術なし」となっています。
診断給付金と通院での給付がありますので、手術や抗がん剤による治療はある程度カバーできると思いますし、月額79円で「先進医療特約」を付加すれば、保険適用外の高額治療にも対応できますので「ベースタイプ+先進医療特約」が個人的にはお勧めです。
ただ、新商品が出たからとこの「生きるためのがん保険 Days」だけ紹介してもアフラックのプレスと同じになってしまいますので意味がありません。
そこでこの商品の対抗馬である、あんしん生命の「がん治療支援保険」との比較検証と両者の問題点を指摘したいと思います。
フル装備での比較 「Days」はフルサポートタイプ+先進医療特約、「がん治療支援保険」はDタイプの終身型で比較しました。
概ね保険料は同じ水準となりますが、上皮内がんについては「がん治療支援保険」が診断給付金は満額(100万円)ですが「Days」は1割(10万円)と差がつきます。 通院については「Days」は無制限で往診も含みますが、「がん治療支援保険」は「一入院につき45日」と制限があります。 後だしジャンケンですので「Days」の方がやや保障内容に厚みがありますが、 上皮内がん対応については「がん治療支援保険」が大きく上回ります。
Days VS がん治療支援保険
上記の表で注目していただきたいのは、半分から下の「30歳女性の加入例」の赤い部分です。
終身のがん保険ですから、これまでの概念ですと保険料は上がらずそのまま継続できたはずです。 しかし、あんしん生命の「がん治療支援保険」から既に特約の一部が10年更新となりアフラックの「Days」もそれを踏襲しております。
10年更新となるのは「Days」は「抗がん剤」と「先進医療特約」で、「がん治療支援保険」は抗がん剤治療に備える「治療給付金」と先進医療に備える「先進医療給付金」の2つをセットにした「アドバンスパック」です。
ややこしい話ですが、両者とも基本保険料は加入した年齢から変わらずそのままですが、上記の特約などの保険料は10年ごとにアップします。
30歳女性でみると、当初3〜4千円台の保険料ですが、このまま継続すると70歳になると7千円ほどになってしまいます。
この試算は飽くまで現状での金額ですので、30歳の女性が40歳になったとしたときの更新保険料は現在の40歳女性の保険料で計算しています。 多少値上げ、値下げはあり得ますが、大きな違いはないはずです。 しかしながら、今回の放射性物質漏えいで日本人の発がんの確率が上がれば当然この更新される部分の保険料はアップすることが考えられます。
どちらにしても年齢が上がれば、外的要因が何もなくとも更新型の保険料がアップするのは当然ですので、実質的な合計の保険料の推移は表の赤い部分のようになります。
問題点としては、古くからある大手国内生保における「定期付終身問題」と同じ構図で、まずは「保険料が上がることを知らなかった」、また高齢になるほど保険料はアップするので「保険料が高くて継続できない」、そして肝心なときに更新部分の保障がなくなってしまう可能性があることです。
更新部分が特約であれば、その部分をカットして継続できますが、死亡保障と違いがん保険は年齢とともに必要保障額が単純に低減するわけではないので、 構造的に10年ごとに保険料がアップするのは如何なものか、と思います。
まとめ 最近の傾向として、がんの治療については入院が減り通院が増える傾向になり、手術より抗がん剤を用いることが多くなっていると言われています。 今回ご紹介した2社はそれに対応しているわけですが、かなり過剰な内容になっていると感じます。
平均在院数(入院日数)を平成20年の厚生労働省のデータで見ると
新生物・・・22.4日 高血圧疾患・・・45.8日 心疾患(高血圧疾患を除く)・・・24.2日 脳血管疾患・・・104.7日 糖尿病・・・38.6日
と新生物(がん)は他の生活習慣病に比べて入院日数が短くなっています。 通院治療に備えるのはいいとしても、抗がん剤治療にしても放射線治療にしても保険適用であれば限定的な負担で済むわけで、保険適用外に対応するなら「先進医療特約」で担保すれば済みます。
日本人の半分近くががんになると言われていますが、逆を云うと「半分近くががんにならない」わけですので、がん以外のどんなに重い病気になってしますとどんなに分厚いがん保険はまったく役に立たないことになります。
アフラック「Days」のスタンダードプランで同社の「新EVER」とほぼ同等の保険料負担となり、上記の10年更新の部分は保険料がするので、通常の入院保険に加入した上に今回紹介したがん保険に加入し継続するのはかなりの負担となります。
せっかくの新商品発売に冷や水をかけるようですが、通常に入院保険でもがんで入院すれば給付があること(当たり前のことですが)、抗がん剤など高額となりそうな治療でも保険適用であれば負担は限定的であること、がん保険の先進医療特約を付加しても他の病気には適用されないこと(先進医療特約を通常の入院保険に付保すればがんの場合でも適用される)など冷静になって吟味する必要を強く感じました。
がん保険の最大の魅力である「診断給付金」があれば、ほとんどのことがカバーできるはずですので、基本に通常の入院保険があれば、今回紹介した商品ではなく、従来のもっとシンプルなものがあります。
ご紹介した2つを検証してみて、最近のがん保険事情としては、保障内容が過剰になり消費者を「煽りすぎ」ではないかと感じます。 また先に述べたように放射線物質漏えいもあるので、他社が追随してくる可能性が高いです。 冷静になりましょう。
2011年4月
医療保険・がん保険はアフラック! 生きるためのガン保険 Days
がん保険比較の○
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この情報は公開情報と独自調査によります。発売元保険会社のパンフレットや約款等によりご確認ください。
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