注目商品 医療保険 新EVER(エヴァー)by杉山明(8)
7486 アメリカンファミリー
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もっと頼れる医療保険 新EVER(エヴァー)の分析
保険商品に関する情報
この商品の評価ポイント 保険料払込期間の設定、女性専用特約の存在、引き受け緩和型商品の存在など、消費者の求めに応じて細かく対応できる商品設計になっている
第三分野商品(医療保険やがん保険)の保有契約が多く、給付金の支払い実績も十分なアメリカンファミリー生命の商品である
この商品の注意を要するポイント 保険料は、特段安いわけではない(アメリカンファミリー生命はこの分野のリーダーであるので自分から価格を下げる必要はない)
基本プランにオプションを付けていくと保険料が思っている以上に高くなる場合がある
消費者側の注意点 すべての顧客の要望を満たすためにこの商品にはたくさんのオプションが用意されている。必要な保障を絞り込まなければ、結果的に高い保険料を支払うことになる。
もっと頼れる医療保険 新EVER(エヴァー)の分析
商品戦略 「もっと頼れる医療保険新EVER エヴァー」は、アメリカンファミリー生命保険の主力商品である。
平成21 年度決算では、がん保険と医療保険を含めた第三分野商品が同社の保有契約の約86% を占めている(年換算保険料比) ことから同社の戦略的商品に位置付けられる。
業界内での競合状態は、伝統的に医療・がんといった第三分野商品に強い同社、アリコジャパンがこの分野のリーダーの地位にあり、最近急速に医療関係を整備したオリックス生命、あるいは、損保系ひらがな生保、新規参入のライフネット生命などが対抗するといった構図になっている。
したがって、アメリカンファミリー生命は保険料の安さで他社に対抗することは得策ではない。
対抗する他社が打ち出す新たなサービスや給付を追随して没個性化し、一番安くはないが、割高感のない水準で保険料を設定することが同社の理に適った商品戦略である。
販売チャネルは、直販社員による販売展開はないものの、保険販売を専業に行っている保険代理店(プロ代理店)による販売に加えて、事業会社が子会社として設置した企業内の代理店による企業内部での販売、銀行などの金融機関による販売、さらには、インターネットによる直販と販売経路は多岐に渡っている。
商品構成は、かなり複雑になっている。
これは、ライフネット生命が、インターネット直販、終身保障、壮年期層といった限られた範囲を販売ターゲットとしているのに対して、同社は前述のとおり幅広い販売チャネルを有しており、すべての顧客層のニーズを満たす必要があることが、商品構造を複雑化している主因であると考えられる。
商品プロモーションは、宮崎あおいさんを起用して商品名である「EVERエヴァー」の認知度を向上させている。
ライバルのアリコジャパンと比較すると、アリコジャパンは「アリコ」という会社名しか思い出せないが、アメリカンファミリーは会社名と商品名の両方の認知度を向上させることに成功している。
商品分析 「もっと頼れる医療保険新EVER エヴァー」では、ベースとなる部分の保障は、入院給付(1 回の入院の支払い60日限度、通算の入院支払い1095 日限度)と手術保障である。
放射線治療給付金と先進医療一時金が付けられているが、主たる給付というより、他社商品を差別化するための給付という気がしないわけでもない。
ベース部分だけの保険料は安くなるように設計されており、その意味で価格競争力がある。
さらに、保険料の払込方法(期間)には、終身払、60 歳払済、60 歳以降の保険料が半額という3通りの払い方が用意されており、他社にはないオプションとなっている。
一方で、保障を手厚くしたいという場合にはたくさんのオプションが用意されている。本格的な先進医療保障を提供する総合先進医療特約もある。
先進医療保障については、「実際は費用がそれほどかからないものもあり、先進医療保障をことさら強調すると保険会社の販売機会を増やすだけ」という批判もあるようであるが、特約の保険料が月払で百数十円であり、希望者のみが付加する形態を採っているのであれば、そういった批判は当たらないと考えられる。
また、ベース部分の入院保障は60 日であるが、60 日では不安だという人のために120 日まで保障を延長できるための特約が用意されている。
こちらも、契約者、被保険者の希望に応じてカスタマイズできるところが魅力であろう。
もちろん、女性特有の病気を手厚く保障したいというニーズに対応できるように女性疾病特約も用意されている。
女性向けに、女性疾病特約とあらかじめ付加した契約内容のものは、「レディース新EVER(エヴァー)」として発売されている。
ただし、「レディース新EVER(エヴァー)」を除き、消費者が独自に必要なオプションを取捨選択することは難しいであろう。
商品の柔軟性と簡明性は同時に達成することが難しい内容である。
保険料の試算は、最低限の試算がインターネット上でできる取扱いになっている。
また、給付内容などの開示も最低限の開示が行われているが、「パンフレット(契約概要)」、「注意喚起情報」はいずれもインターネット上で見つけることができない。
おそらく、販売チャネルの主力が、インターネット直販ではなく、銀行などの金融機関を含む各種代理店を通じた販売であることからインターネットによる情報開示には一定の範囲に止めているというのが現状であろう。
しかし、「パンフレット(契約概要)」、「注意喚起情報」程度は、今後、インターネット上で、情報提供してもよいのではないだろうか。
作成日 2010 年9 月16 日
商品比較 アフラックとアリコの新医療保険 新やさしいEVER アフラック 新やさしいEVER vs CURE SUPPORT 引受基準緩和型医療保険(終身型)の比較 注目商品 やさしいEVER(アメリカンファミリー)
アフラック公式HP。保険料試算や資料請求ができます!
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この情報は公開情報と独自調査によります。発売元保険会社のパンフレットや約款等によりご確認ください。
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