いよいよ「保険ゼミ」の開講です。
このゼミを始めるキッカケとなったのは、セミナーに来ることができない全国のみなさんから、ホームページを通じて情報を発信してもらえないかという声をたくさんいただき、2004年1月より週に1回の講義という形でスタートいたしました。
2005年の12月までの2年間、全100講義を編集し直したものになっています。
最終的に「保険の考え方」を学び、これからの保険加入または、保険の見直しに向けて、何かお役に立てればと思います。また保険を理解する上でわかりやすい例えがあります。
「保険は晴れた日に傘を買うようなもの」だということです。何か起こってから加入しようとしても手遅れなのです。この保険商品の性質が、電化製品や洋服などの商品とは大きく異なる点なのかもしれません。また保険は、1歳でも若い時に加入すれば、保険料は割安ということと、健康でないと通常の保険商品の加入は難しいという原則があり、保険を真剣に考えるのは早ければ早いほど良いということですね。
記念すべき第1回目は、これだけは押さえたい生命保険の基本用語6つの解説です。
これからゼミを受講するにあたって、キーワードとなりますので、しっかりと理解して下さい。
この6つの基礎用語をマスターすれば、これからのゼミの参加が楽しくなりますので、しっかりとマスターしましょう。
保険契約者
生命保険会社と保険契約を結び、契約上のいろいろな権利(契約内容変更などの請求権)と義務(保険料の支払義務)をもつ人。
つまり、その保険に関するすべての権限をもつ人のことです。
被保険者と区別してください。
被保険者
その人の生死・ケガ・病気などが保険の対象となっている人。
契約者と被保険者が違う契約形態の方は、どちらが被保険者になっているか確認する必要があります。
例えば、夫が契約者で、妻が被保険者であれば、妻の保障が対象ということですね。保険契約者と区別してください。
受取人
保険金・給付金・年金などを受け取る人。
死亡保険の受取人は、通常配偶者もしくはお子様となります。
入院保険の受取人は、通常本人となります。
保険料
契約者が生命保険会社に払い込むお金。
お勤め先でお給与から天引きされる方法、自分の銀行口座から引き落としされる方法、毎月外務員が集金にくる、などいろんな支払い方法があります。
保険金
被保険者が死亡・高度障害状態のとき、または満期まで生存したときに生命保険会社から受取人に支払われるお金。
なお、通常、保険金が支払われると保険契約は消滅します。
保険料との違いをしっかり区別してくださいね。
給付金
被保険者が入院したとき、手術したときなどに生命保険会社から受取人に支払われるお金。つまり、生きている間に受取る保険金のことを、給付金といいます。
以上、6つのキーワードです。
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これから、何度も何度もゼミの中で、または新聞や本で登場する用語ですので、用語を言えばすぐに説明ができるようになりましょう。保険契約者、被保険者、受取人の違いをしっかりと区別しましょう!
被保険者は、保険の対象になっている人のことですよ。
保険金と給付金の違いもおさえておいて下さい。 |
2004.1.11記事 2007.7更新 |