| ||||||||||||||||||||||
日本の生命保険事業の始まりは、慶応義塾大学の創始者である福沢諭吉の著書「西洋旅案内」でヨーロッパの近代的保険制度を紹介したことがきっかけです。 『災難請合とは商人の組合ありて平生無事の時に人より割合の金を取り万一其人へ災難あれば組合より大金を出して其損亡(そんもう)を救う仕法(しほう)なり其大趣意は一人の災難を大勢に分ち僅の金を棄て大難(たいなん)を遁(まぬが)るる訳にて・・・(以下略)』 明治14年(1881年)になって福沢諭吉の門下生であった阿部泰蔵によって、わが国最初の近代的生命保険会社である明治生命が設立されました。 2番目は、明治21年に帝国生命(現在の朝日生命)。 当時は、明治新政府になって諸制度が改められましたが、封建時代の諸制度や血族的保障制度としての家族制度もまだ根強く残っていたため、一般の人が生命保険という保障制度を理解して、加入することは容易なことではありませんでした。 創業当時の人々は、各地の名士に生命保険の必要性を説明し、代理店を委嘱して、名士の名声と信用に基づいて、生命保険の普及に努めていきました。 2005.7.10記事 2007.7更新 |
||||||||||||||||||||||
Copyright(C) 2007 Felice Plan, Inc. All Right Reserved.
| ||||||||||||||||||||||
|
|