保険金・給付金は受取人の請求によってはじめて受け取れます。
そのために、保険会社や代理店などに連絡をして、保険金の支払いを請求する必要があります。
せっかく保険に加入していても、受取人がその事実を知らなかった場合、保険金をもらい損ねるということになります。
一般的に、保険金の受け取りは時効があって、約3年間。担当の病院でのカルテを元に診断書などが作成されますので、長い時間が経ってしまうと、カルテがなくなり、証明ができなくなるというのも一つの理由です。
受け取り手続きの流れは、次のようになります。
保険金の手続きをスムーズに行う方法
を保険会社に正確に連絡することが大切です。
保険金を請求するための必要な書類
- 保険会社所定の請求書
- 保険会社所定の死亡診断書
- 被保険者の除籍謄本もしくは、除籍の記載がある住民票
- 受取人の印鑑登録証明書
- 受取人の戸籍謄本(抄本)
給付金を請求するために必要な書類は、もう少し簡素化するケースが多いです。
最近では、手術を伴わない短期入院であれば、保険会社の診断書は必要なく、病院のレシートで請求できる保険会社もあります。
日帰り手術の場合は、すべての手術が対象になるわけではありませんので、保険会社に電話などで確認する必要があります。
これらの必要な書類は保険会社によって多少異なりますので、加入している保険会社に実際に必要な書類を確認することが必要です。
なお、保険金は保険会社に書類が届いてから1週間程度で、銀行振り込みなどで支払われるのが一般的です。
保険金・給付金は、受取人が請求しないともらえません。
保険に加入したときは、受取人にその事実を知らせ、保険証券の場所などもお互いに確認をしておきましょう。
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保険金・給付金は受取人が保険会社に連絡をして、初めて請求の手続きが始まります。
請求時には、保険会社指定のお医者様に書いてもらう診断書が必要となりますが、診断書は5,000円〜7,000円かかりますので、給付対象外の場合は、診断書が無駄になってしまうことがあります。
死亡や給付が発生したときは、病名を必ず保険会社に連絡して、給付の対象になるか確認してから、請求の手続きをとりましょう。 |
2005.12.1記事 2007.7更新 |