JA(農業協同組合)による共済事業は、昭和22年に制定された農業協同組合法により根拠を与えられ、実現される運びとなりました。
当時の目的は、企業保険による保障がない農家のリスクを保障するとともに、農村資金の農外への流出を抑えて農家経営などの資金として活用することにありました。
昭和23年の北海道共済農業組合連合会の発足により、事業が開始された後、大分、鹿児島、神奈川、長野の各県に拡がり、昭和26年の「全国共済農業共同組合連合会」(全共連)を設立後、昭和33年には全都道府県の組織化が完了しました。
取扱商品は、個人向けとして、医療共済、終身共済、養老生命共済、こども共済、年金共済、がん共済、定期医療共済など民間の生命保険会社とほぼ同じで、大型保障性商品に力をいれているのが特徴です。
団体向けとしては、団体定期生命共済などがあります。
申し込みは、近くのJAの事業所で受け付けています。
原則としてJAの口座から、保険料が引き落としされます。(首都圏などの一部は、JAの口座以外からも可能な場合があります。)
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JA共済は、共済の中で最も一般の生命保険会社に近いです。
JAを頻繁に利用する人にとっては、身近な保険となりますね。
一般の生命保険会社と比較して、あなたが安心できるプランを検討しましょう。医療保障に関しては、「かづな先生の医療保険比較表・医療共済」を参照して下さい。
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2005.4.17記事 2007.7更新 |